2009年4月2日(木)
 詩情溢れる尾道風景
  ペン画、彩色ペン画を駆使
作品を前に作者
 外山昇さんの「ペン画展」が新浜1丁目、画廊
喫茶あすなろで開かれている。15日まで。
 3月に所属する国際現代美術協会の広島支部長
として初の尾道巡回展を開いた外山さん。このほ
どフランスのS・N・Bビエンナーレ展に出品し
帰国した「尾道水道」と「市役所のある風景」を
特別展示している。
 昔懐かしい尾道情景として、今は面影も残って
いない「雁木引潮」が訪れた人の郷愁を誘ってい
る。
 このほか石垣で築かれた突堤のある尾崎漁港ご
円ポッポと呼ぱれていた渡船など尾道風景と京都
東山の五重塔の路地を行き交う人力車、雪の宮島
などペン画と彩色ペン画で風情を醸し出している。
 ペン画の本随は「一本の線が多彩を制す」。外
山さんは「あえてペン画の精神に挑戦、彩色ペン
画、色ペン画を試み、どこまで技術的に可能なの
か追求しています」と話していた。

場所はこちらの「あ」



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