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2009年1月17日(土) 読者投票呼び掛け 読売新聞『平成百景』候補地に 尾道としまなみ、そして鞆の浦も |
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読売新聞社が、「あなたが選ぶ、新時代の日本 の風景」のテーマで、『平成百景』を選定するこ とになり、現在、読者投票を受付けている。当地 方からは「尾道」と「しまなみ海道」、「鞆の浦」 がノミネートされている。 [幾野伝] 同新聞の創刊135周年の記念事業で、「日本 各地の魅力を発見、再確認して国内外に情報を発 信することで、地域の活性化を−」と企画されて いる。「不変的で伝統的な日本の美観に加え、平 成になってから誕生した建造物や景観、新しい価 値観で見直された風景、危機に瀕しながらも再生 された場所など、現代の視点で切り取った全国 300ケ所の候補地」が挙げられている。 1番の知床に始まり、小樽運河、角館(秋田)、 富士山、神戸の夜景、熊野古道、郡上八幡(岐阜)、 長崎出島など有名どころの候補地は当然ながら入 っており、話題の旭山動物園や富山ライトレール (次世代型路面電車)、名古屋駅前の高層ビル群、 水木しげるロード(境港)など新しい視点での候 補地も多くある。 今月10〜15日発行の読売新聞に詳しく掲載され ており、インターネットでも写真家、竹内敏信さ んの監修でリストアップされた候補地の写真を見 ることが出来る。 248番の「尾道」は千光寺山(ロープウェイ) からの風景で、説明書きには「地元出身の大林宣 彦監督の映画『転校生』『時をかける少女』など の舞台となった海と坂の街」とある。「平成にな っても変わらない景観」の分類。 249番「しまなみ海道」は「新しく生まれた 景観」の分類で、来島海峡大橋からの写真に、 「広島県尾道市と愛媛県今治市の間を島伝いに走 る高速道路。因島や大三島など観光地を結ぶ」と あり、生活橋としての認知がないことを名実共に 示した形。 247番「鞆の浦」は、「危機にさらされてい る景観」の分類。対潮楼からの風景に、「宮崎駿 監督が滞在し、映画『崖の上のポニョ』の構想を 練る。橋建設計画で景観に暗雲が」と現況が記さ れている。 応募は「ヨミウリ・オンライン」か郵便はがき で「お気に入りの景観」へ投票。結果を参考に選 考委員会が4月下旬に「平成百景」を選定、11月 初旬に「四季の島35の道」を発表する予定。郵便 はがきでは、候補地の中から最大5ケ所まで選び、 候補地番号と名称、氏名(フリガナ)、性別、年 齢、職業、郵便番号、住所、電話番号を明記して 送る。〒119−0237 郵便(株)日本橋支店 読売新聞社「平成百景」係。3月1日の消印有効。 |