2007年12月23日(日)
NHK「ゆく年くる年」
 本紙新年号では「常称寺」と「浄土寺」
  癒しの町尾道「西国寺」
   同寺は初。千光寺以来久々の生中継
 国宝の寺浄土寺と並ぶ尾道市内の名刹真言宗西
国寺(麻生章雄住職)から、大晦日から年越しの
NHK名物番組「ゆく年くる年」が生中継される
ことが決まった。
 市商工課内のおのみちフィルム・コミッション
によると、12月31日(月)の「紅白歌合戦」
が終了すると同時に始まる、これまた国民的番組
の「ゆく年くる年」で、西久保町西国寺からの生
中継が決まった。
 同番組は1日の午前零時15分までの30分間。
 麻生住職の話では、すでに内々の打ち合わせは
済んでおり、29日に中継用の放送機材を搬入し、
セッティングが行われ、翌30日午前中から「リ
ハーサル」の予定という。
 西国寺では、例年通りの本堂でのお勤めや境内
でのとんど形式のおはやし護摩に、毎年午後11
時45分から撞く「除夜の鐘」は、NHKの生中
継に合わせて少し遅れるのではないかといってい
る。
 金堂脇に地蔵があり、局の関係者の話では「殺
伐とした世相、子ども達の平穏安全を祈り、この
地蔵さんの供用の模様を全国的に発信する狙い」
もあるのでしょうとも話している。
 麻生住職の話しでは「西国寺からのNHKゆく
年くる年は初めてのこと」で、尾道市内では10年
ぐらい前に、同じ尾道三山の千光寺から同じくN
HKゆく年くる年が生中継されたことがある。
 また、年末の国民的番組の生中継としては、昭
和50年代のはじめ(記者の記憶では52年)、紅白
歌合戦で八代亜紀が歌唱中に、尾道からの大晦日
の夜景が生中継されたことがある。
 本番での生中継は、年が変わってすぐになる予
定だが、変更も有り得るので時間は書かない。
 本紙21日付けで報道の通り、第三回「写真のま
ち尾道四季展」での大賞が、西国寺仁王門の前で
の「立話し」に決まっており、年末から年始にか
けて同寺としては縁起のいい″当たり年″になっ
た感がある。
 ″余談″になるが、本紙の「新年号」では、常
称寺と浄土寺が″登場″する。
 平谷市長が「尾道のプランドカ」を盛んにPR
(意識啓発)しているが、連日のテレビニュース
がセンセーショナルに伝えている今日の日本社会
の殺伐たる世相の裏側(本来は表側であるが)に、
尾道というまちが持つ「温暖な気候、風光明媚、
人情味豊かで、初めて来ても初めての気がしない。
なんとなくホッとする自然な空間」=日本の近過
去が折り重なった原風景=「癒されるまち」とし
て、改めて『その価値が再認識されている』とい
う社会的・今日的な背景がある。
 そして、これこそが『尾道のプランドカ』の最
たるものであることを、西国寺からの「ゆく年く
る年」を観ながら、尾道市民の共通認識にしてほ
しいというのが本紙の願いでもある。



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