2007年11月17日(土)
 油絵を彷彿する風景画
  10年振り「杉原泰典水彩画展」
作品と杉原さん
 杉原泰典さんの10年振りの個展が新浜一丁目、
画廊喫茶・あすなろで開かれている。30日まで。
 労美展無鑑査作家で日本水彩画展に入選、蒼騎
会会員で蒼騎展では92年から連続15回入選を続け
ている。尾道美術協会副幹事長を務め、地域の美
術振興にも尽力してきた。
 個展は98年、古希の70才で画廊喫茶・かのこで
開いて以来、約10年振りの開催で4号から10号ま
での近作19点を並べている。
 港や海に画題をもとめ、年に2回は足を運ぶ
「鞆の港風景」、スケッチ場所として気にいって
いる吉和漁港の「漁港一隅」、「笠岡の漁港」の
ほか「安曇野の里」など風景両、「バラ」や「カ
サブランカ」など花々が展示されている。
 故桧山明氏に師事、油絵風の大胆で明るいタッ
チで見る人の目を魅了している。
 「10年振りの個展でこれまで描いてきた未発表
の作品を並べてみました。元気であれば10年後の
90才に3回目の個展を開きたい」と80才とは思え
ぬ若々しさで話していた。

場所はこちらの「あ」



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