2007年11月1日(木)
別冊尾道草紙
尾道大学と地域のコラボレーション
 創作民話5編を掲載
  「ベッチャー祭り」の魅力を発掘
表紙
 ベッチャー祭りが200年を迎えるのを記念し
て尾道大学創作民話の会(光原百合代表)は「別
冊尾道草紙〜尾道ベッチャー祭り」を発行した。
 発刊にあたり編集を担当した尾道大学美術学科、
田村禎英講師はベッチャー祭りをテーマにした物
語りだけで構成した今回の尾道草紙は大学と地域
のコラポレーションを模索したもので一宮神社や
カメラマン、土本寿美さんとの協働作品となった。
ベッチャー祭りの伝承や現状を忠実に伝える一方、
創作民話で新しい魅力を提供したいと序章で語っ
ている。
 創作民話は5話で尾道大学日本文学科、光原百
合准教授が幻冬舎パピルスに寄稿した子ども時代
の懐かしいベッチャー祭りを書き込んだ「般若が
祈る」を改題した「帰省」と親子3代にわたりベ
ッチャー祭りに関わる「帰郷」の2編、田村講師
が古老の語り口で「一宮神社のベッチャー祭り」
と「神輿の宙廻し」の2編、松尾るりえさんはた
くましい若者に魅せられたソバの恋物語「面の精
たち」を掲載している。
 A5版47ページで向島町、カメラマン、土本寿
美さんが撮った50年前の迫力あるベッチャー祭り
の写真がふんだんに使われ、当時の尾道の生活や
風俗が感じ取れる。また一宮神社総代所蔵の記念
写真も創作民話に華を添えている。
 2000部作成、定価は300円で市内の啓文社、
花本書店、商議所記念館、工房おのみち帆布、喫
茶ととあんなどで販売している。



ニュース・メニューへ戻る