2007年10月19日(金)
市立美術館
 モダン日本の里帰り展
  「大正シック」でイベント多彩に
「ほろ酔い」
 第51回尾道菊花展が始まるのに合わせ、市立美
術館で20日から、特別展「大正シックーホノルル
美術館所蔵品より」が開かれる。大正デモクラシ
ーの気運とともに西洋の影響を受けた独特な文化・
芸術が花開いた大正時代にスポットを当てた展覧
会で、会期は12月16日まで。期間中、さまざまな
イベントが計画されている。入館料大人1000円、
高校大学生800円、中学生以下は無料。
 世界的に高い評価を受けている米国ホノルル美
術館の日本美術コレクションから、人間性豊かで
ロマンティックな香りを漂わせた大正時代から昭
和戦前期にかけての、同館の学芸員が選定した作
品を展示する。
 その核になるのは、パトリシア・サーモンとい
う一人のアメリカ人女性によって日本で収集され
た作品群で、モダンガールなどの時代風俗を描い
た日本画、アール・デコの影響を受けた着物や工
芸品など80点。「私たち日本人がこれまで気付か
なかった新たな魅力を秘めている」と美術館では
話し、ホノルルで開催後にアメリカ各地を巡回し、
今回待望の里帰り展となる。=写真の作品は小早
川清「ほろ酔い」(1930年)。
 会期中のイベントは次のとおり。
 ミュージアム・コンサート「日本の叙情を唄う」。
27日午後6時半から。ソプラノ独唱有田恭子さん、
ピアノ伴奏佐藤友美さん。同日午後5時半からは
不思議な楽器「ダンスポード」についての話しと
体験会も開かれる。
 特別鑑賞会「大正の着物」。28日午後2時から。
講師は服飾研究家の津島由里子さん。
 「耳から感じる大正文化−ダンスボードに触れ
てみよう」。毎週土曜日の午後2時から30分間。
所有する今川玉香園茶舗が協力。
 子供を対象にした「わいわいがやがやおしゃべ
り鑑賞会」11月11日と12月9日午後2時から。学
芸員による列品解説は11月25日午後2時から。
 協賛事業は「大正モダン着物で尾道散歩」が20
日と27日、11月17日と24日に繰り広げられる。着
物を着て作品鑑賞と町を歩いてみようという趣向
で、NPO法人尾道てごう座が行う。着物リース、
着付け代、ロープウェイ往復券、美術館入館料を
合わせて大人2980円、中学生以下1500円。問い合
わせはtel 0848-46−3552。
 館内の喫茶コーナーでは会期中、「モダンセッ
ト」としてミルクティーとクッキーの特別メニュ
ーも登場する。
                 [幾野伝]

場所はこちらの「お」

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