2007年9月7日(金)
平山郁夫美術館
 夫婦40年間の旅の軌跡
  「シルクロードの至宝」特別展を
 もうひとつの40年間の旅の軌跡−。尾道地方を
代表する文化施設のひとつ、尾道市瀬戸田町沢の
平山郁夫美術館で平山コレクション特別展示シル
クロードの至宝」が聞かれている。
 山梨県北杜市長坂町の八ケ岳南麓にある平山郁
夫シルクロード美術館は平山郁夫・美知子さん夫
妻が1968年以降、40年近くに亘って収集してきた
シルクロードの美術品を展示。2004年夏にオープ
ンした。コレクションは西はローマから東は日本
まで、ヨーロッパ、西アジア、中央アジア、東ア
ジアの約37ケ国の地域で誕生した古代から現在に
至る絵画、彫刻、工芸品など約9000点を収蔵する。
 さらにこれらコレクションの展示だけでなく民
族紛争や政情不安の危機に直面している文化遺産
の保存を目的に、講演会やコンサートなどを開い
て、教育や研究支援でシルクロード文化の貴重さ
を伝えている。
 今回はパキスタン・ガンダーラ出土の仏像や菩
薩像、インド更紗など布類、ベルシャの銀器など
60点を展示。
 ターバンを巻き足首を交えた遊牧民族の王侯の
座り方をした「菩薩交脚像」(2−3世紀)、パ
キスタンの「奉献者像頭部」(2−4世紀)、イ
ンドでは雨雲の象徴とされ豊穣を意味する「像」
(2−3世紀)、右の掌を正面に向けて救済を意
味する「仏陀立像」(2−3世紀)などで、シル
クロード文化の広さと深さ、雄大さの一端を感じ
させる。
 「文化の相互理解も、ロマンも学問も実物を目
の当たりにしてはじめて生命が吹き込まれるもの
と考えています」とシルクロード美術館長の平山
美知子さん。
 会期は12月28日までで無休。午前9時から午後
5時まで。入館料は一般800円、大学高校生
400円、小中学生200円。

場所など詳しくは公式ページで<Click



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