2007年9月7日(金)
 大好きな町で初個展
  孔雀荘で伊勢崎美季さん
展示の様子
 広島文教女子大学非常勤講師の伊勢崎美季さん
が、初めての個展「はる・なつ・あき」を西土堂
町、画廊珈琲孔雀荘で開いている(=写真)。
 「タイルのこみち」「秋の尾道」「いっしょに
いこう」など尾道の四季を描いた5点をはじめ、
風景と花をテーマにした油彩、水彩、銅版画の25
点(SM〜20号)で、ほのぼのとした優しく明る
い色づかいの作品が掛かる。
 幼稚園でも教えている伊勢崎さんは、日洋展、
県美展のほかに絵のまち尾道四季展にも3回入選
している。
 「尾道は大好きな町。四季折々、千光寺山から
の美しくゆったりとした明るい広がりにいつも魅
せられている。自然の情景が好きで、風景画を描
き始めたのは尾道。…デジタル全盛の現代、手仕
事で五感に響く美術教育はもっと重要視されなけ
ればいけない。子どもの情緒の安定、豊かな感性
を育てることが使命。次の課題は子どもの作品と
自分の作品を併せて発表することです」と思いを
記している。
 15日までで、今週末の土、日曜日には伊勢崎さ
んも会場にいるという。
                 [幾野伝]



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