2007年8月3日(金)
尾道てごう座
「みなとオアシス尾道」モデル事業
 賑わいのある空間を創出
  帆布展キャンバス ライブに演劇祭、能の上演
ポスター
 5期目に入ったNPO法人尾道てごう座(田島
美鈴理事長)は今年度、西御所県営2号倉庫を活
用した「みなとオアシス尾道」のモデル事業を展
開する。
 市政施行110周年を記念して県営2号倉庫を
活用して賑わいの空間を創出しようと建築家、安
藤忠雄氏の双子の兄弟、北山創造研究所代表、北
山孝雄氏が基本計画を策定中で今後の上屋倉庫の
利用の可能性を探るうえで今年度、モデル事業を
企画した。事業主体は「みなとオアシス尾道」を
認証した国土交通省中国整備局で市港湾課がバッ
クアップする。
 具体的事業は13日から25日まで第6回尾道帆布
展「キャンバス」として倉庫内で束京から来た招
待作家による絵画の制作過程を一般公開する。新
里かおりさんがプロデュース、作家は松永悠一郎、
木村彩子、中次麻子、岡嶋晶子、藤田道子のみな
さん。JA尾道市の地元産農産物の販売、海辺の
カフェも開かれる。
 26日午前10時から午後8時まで「浴衣でライ
プ」、後藤やすこ、永井真介のライブがあり、大
正浪漫着物の着付け貸し出しをおこなう。
 9月23日は「能への誘い&尾道ベッチャー祭り
200年祭」。午後2時からベッチャー太鼓を披
露、3時からベッチャー面と写真撮影、6時から
観世流、吉田篤史氏による「能への誘い〜十三夜
に舞う幽玄の世界」の舞台を鑑賞、能の体験もで
きる。23、24の両日、ベッチャー祭り200年祭
記念写真を展示する。
 10月27日午前11時から午後9時まで「みなとオ
アシス演劇祭」を上演。尾道公演をおこないお馴
染みの東京の劇団「トリのマーク」による芝居の
ワークショップや近隣演劇団体が上演する。屋台
や海辺のカフェが出店する。
 各イベントとも入場料は大人500円、小中高
生300円(5才未満は無料)。大人子どもペア
は700円と割引きになる。着物の着付け貸し出
しは別途、1000円を徴収する。
 今回のモデル事業は倉庫を使った恒例のイベン
トとして定着させることが目的で集客力の高い企
画を練り上げている。

西御所県営上屋2号>

1号は駐車場になったため2号と3号しかありません。



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