2007年6月23日(土)
夏の夜空に1万3000発打ち上げ
 雨降って順延なら参院選と同日に
  「住吉花火」新プログラムも計画
ポスター
◎..尾道夏の最大の祭り、尾道住吉会(佐藤忠男
会長)が主催する「住吉花火まつり」が7月28日
の土曜日に開催される。当初、参議院選挙は前週
の22日に決着がついて、すっきりした中での花火
が想定されていたが、同選挙が1週間ズレ込むこ
とで投開票の前日となり、さらに雨天の場合には
翌29日の日曜日に順延されることから、選挙当日
と重なる最悪の事態も考えられ、早くも市行政、
住吉会関係者をヤキモキさせている。
◎..当日は午後1時半から市中を御輿が練り廻り、
これまでより1時間早い夕方6時から提灯船が尾
道水道を渡御する。7時半から「早打ち」や「ス
ターマイン」を中心に、水中花火などをアレンジ
し4部構成で約1万3000発の花火が夏の夜空を彩
る。例年と同じく生花展、フォトコンテストも開
かれる。
◎..初めての試みとして「時代絵巻」をテーマに
したプログラムも計画。花火が生まれた江戸から
明治、大正、昭和の各時代の花火の変遷を再現す
る。さらに最終盤で音楽のリズムに合わせて打ち
上げる「音楽花火」も予定しており、「江戸の花
火は一色で、質素な感じがすると聞いています」
と住吉会。業者は埼玉県秩父市の金子花火。
◎..例年30万人が一気に詰めかける住吉花火まつ
り。現在2150万円を目標に協賛事業所を募ってお
り、「何とか28日に、天を味方にまつりを無事や
りたい・・それだけを願います」と住吉会事務局
では話している。
                 [幾野伝]



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