2007年3月17日(土)
市立美術館
 手描きポスターの魅力
  17日からレイモン・サヴィニャック展を
並べられた絵
サヴィニャック氏
 このポスターに見覚えはありませんか? 尾道
市立美術館で17日から春の特別展「牛乳石鹸モン
サヴォンから生まれたポスター描きレイモン・サ
ヴィニャック展」が開かれる。5月20日まで。
 フランス・パリに生まれ育ったポスター作家レ
イモン・サヴィニャック(1907〜2002年)の作品
86点を紹介するもので、作品を所蔵している大阪
市のサントリーミュージアム[天保山]が企画協
力する。同氏は今年11月で生誕100年になる。
 自動車やタイヤ、マット、チーズ、飲料水など
の商品用をはじめ啓発用、キャンペーン用のポス
ターで、リトグラフやオフセットによる鮮やかな
大作が多い。どこかで目にしたことがある印象で、
日本の菓子メーカーのものもある。いずれも手描
きによるポスター。
 「単純で分かりやすい色と形で表現している。
ポスターという物がフランスで誕生して約100
年、サヴィニャックが手描きのポスター作家とし
ては最後だと言われている。美術作品として観て
頂ければ」と宇根元了学芸員。
 25日午後2時から、特別鑑賞会としてサントリ
ーミュージアムの植木啓子学芸員が列品解説する。
4月22日には宇根元学芸員による解説会、4月8
日と5月13日には小学生を対象にした鑑賞会もあ
る。
 今回西日本では尾道だけの開催で、作品が一堂
に鑑賞できる機会は少ないという。市立美術館で
は次のように来場を呼びかけている。
 長い下積みのあと、40歳を過ぎて制作した《牛
乳石鹸モンサヴォン》のポスターにより、一躍ポ
スター界のスターとなったサヴィニャック。従来
の広告を覆すような彼の「デザイン」に対して
「衝撃」、「ヴィジュアル・スキャンダル」とい
った言葉が賞賛をこめて贈られました。サヴィニ
ャックがかつてセーヌ河沿いを毎日散歩したよう
に、ふらっとサヴィニャックのポスターとその人
生を訪ねてみませんか。何かが見つかるかも知れ
ません。
 入館料は一般700円、大学高校生500円、
中学生以下は無料。(=写真は展覧会の準備風景
で美術館の提供)。
                 「幾野伝」

場所はこちらの「お」



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