2007年3月15日(木)
千光寺公園
 月末の開花予想に修正
  夜桜ぼんぼり21日から点灯
  俳句まつり入賞作品も 
ぼんぼりを木に下げる
 千光寺公園の夜桜を演出する「ぼんぼり提灯」
の取り付け作業が14日、始まった。16日までに設
置を終えて、来週21日から来月99一日までの毎日
午後6時から翌朝まで点灯し、春山を彩る。
 市内企業や団体113社の協賛広告による大小の
ぼんぼり提灯と、今年初めて尾道観光協会が主催
した第1回「おのみち俳句まつり」の募集句1064
句から選ぱれた大賞はじめ入賞10句、入選90句の
作品を印刷したぼんぼりを吊り下げるもので、合
わせて405個。俳句まつりの作品は、鷹羽狩行
さん(俳人協会会長)による記念句碑がある市立
美術館近くの広場周辺に取り付けられた(=写真)。
 公園内に総延長約1kmの電線が張られ、枝から
枝へ2・5m間隔で観光協会職員とシルバー人材
センターの職員6人が手分けして六角形の大小の
提灯(高さ40cm)を吊り下げていった。
 市観光文化課によると、当初は暖冬の影響でソ
メイヨシノの開花は例年よりかなり早まる予想だ
ったが、ここにきて朝晩冷え込み、日中も気温が
上がらず冬に逆戻りしていることから、千光寺公
園ではほぽ例年通りの3月27日頃の開花になりそ
う。その1週間後あたりで満開になる。シーズン
中、約13万人の花見客、行楽客を見込んでいる。
 俳句まつりの表彰式はソメイヨシノのピークが
予想される来月6日午前H時から、同句碑の広場
で開かれる。
 中国電力尾道営業所と同尾道電力所は、25日の
「電気記念日」に合わせて19日午前、社員19人が
公園内の照明設備44基の点検と整備をボランティ
アで行う。
                 [幾野伝]



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