2007年2月17日(土)
『また1つ勲章』
「美しい日本の歴史風土100選」
 尾道、文句なしに選定
  全国から4百都市、690件の応募 
 16日午前、本紙などに入った連絡によると、
「美しい日本の歴史的風土100選」=(財)古都保
存財団、田辺昇学理事長=に、700近い応募の中か
ら尾道市世界遺産推進課が応募していた「尾道の
歴史地区」が選ばれた。
 東御所町から尾崎本町に至る尾道三山地区の150
ha。推薦理由は次の通り。「尾道三山(大宝山、
愛宕山、瑠璃山)には、国宝や重要文化財を数多
く有する名刹が甍を連ね、その間を埋めるように、
茶園や瓦葺の民家が建ち並んでいる。密集した民
家は、社寺仏閣や周辺の自然環境と調和し、美し
い町並み景観を創り出している。一方、麓に広が
る中心市街地には商港都の繁栄を物語る歴史的建
造物が数多く残り、風格ある文化の薫り高い雰囲
気を醸し出している。尾道は、文学や芸術にもそ
の美しさが称えられ、しばしば映画やテレビ作品
の舞台ともなっている。海と山に近接した落ち着
きのある町並みは、保全に努めている周囲の樹林
地などの自然環境と一体となった美しい歴史的風
土を形成している。」
 審査会は1月31日に行われ、約690件の応
募地区(都市)に個別に点数を入れ、尾道は″選
考″の対象になることなく(ポーダーラインで接
戦になる)、上位で選出されたと伝わっている。
 Aグループの100選は、京都市の○○ではな
く「京都市」という都市で選ぱれており、尾道の
場合は「尾道市の歴史地区」(旧市街地、三山と
尾道水道)という形になるものとみられている。
 昨年10月24日に応募開始、12月15日に
締め切り、1月31日に審査・選定。3月2日に
100選選定の記念フォーラムを開き、席上、公
表される。
 認定証の交付式はなく、受賞の各都市宛てに送
付される模様。
 審査員は次のみなさん。
 委員長=高階秀爾(東大名誉教授)▽委員=ア
レックス・カー(東洋文化研究者)▽石森秀三
(北大観光学高等研究センター長)▽黒川千万喜
(古都保存財団)▽越沢明(北大大学院教授)▽
佐々木葉(早大教授)▽進士五十八(東農大教授)
▽陣内秀信(法政大教授)▽丹地敏明(写真家)
▽毛利和雄(NHK解説委員)▽山崎正史(立命
館大教授)。
 リストなど市が入手次第、続報する予定。



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