2007年1月24日(水)
JR尾道駅
 高齢者ら階段上り下り不要に
  エレベーター付きの跨線橋新設 
山陽本線の見える工事現場
 JR在来線尾道駅で現在、上下線のプラットホ
ームを結ぶ跨線橋の新設工事が行われている。昇
降機(エレベーター)が取り付けられ、身障者は
もちろん高齢者などにとっても、これまでの地下
道による階段の上り下りの必要がなくなり随分楽
になる見込み。当初は3月末の完成を目指してい
たが、関係機関の事業資金の調整などで数ケ月遅
れて夏までの供用開始を予定している。
                 [幾野伝]

 「交通バリアフリー法」に基づいて尾道市が昨
年度策定した「移動円滑化基本構想」の一環で、
駅舎など公共施設のバリアフリー化の推進に取り
組んでいる国土交通省の外郭団体「交通エコロジ
ー・モビリティ財団」が主体になって工事。
 総工費は1億8900万円で、国と尾道市、JR西
日本が3分の1の6300万円づつ負担した。尾道市
分については広島県からの補助金3000万円を充て
ており、市の実質の持ち出し分は3300万円になっ
ている。
 跨線橋の長さは15mで、高さ10m。横幅3mの橋
が渡され、色調については景観に配慮したものに
なる。他にも構内では、既存の地下道階段に2段
の手すりや視覚障害者用の点字標示や音響案内、
誘導チャイムなどを新たに取り付ける。
 尾道駅の1日平均の乗降客数は約1万1000人。
担当する市都市デザイン課は「車椅子などの利用
もさることながら、階段の上り下りに負担を感じ
ている高齢の方の利用は相当数あるのではないか」
と話している。
 市の移動円滑化基本構想ではほかに、尾道駅前
から尾崎町までの海岸通りの歩道誘導プロックの
うち未完部分の渡し場から東側や、特定経路の駅
前−市役所間の2号線の歩道改良などをあげてい
る。(=写真は工事の様子で、右下側から左上側
に跨線橋が架けられる)。




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