2007年1月20日(土)
「中屋菓寮」
 季節の菓子に和む空間
  先代の築いた地にとどまり 
店内で
 御菓子司中屋本舗(前田幸正社長)が創業70年
の昨年末、新装オープンした長江□店2階の喫茶
スペース「中屋菓寮」。『市民が集える和みの空
間に−』との思いで、美術作品の発表の場として
も利用されている。今回は現展会員で写実画壇会
員の川崎一朗さん(72)の個展で20日から来月5
日まで開かれる。         [幾野伝]

 1936年8月に十四日元町の中濱通りに創業した
中屋本舗は、戦後の1950年12月に長江口店の場所
に移転、創業の地の流れを酌んで現在6店あるな
かで最も歴史のある店舗になっている。「敷地が
狭いので今回他への移転も考えましたが、先代の
両親が苦労して築いたこの場所で初心を忘れるこ
となく精進しようと、ここでの建て替えを決めま
した」と前田社長(=写真)。
 季節に合わせた和洋菓子と抹茶、紅茶、コーヒ
ーなどを提供。落ち着いた木調の内装で、斜め格
子の入った大きな窓からは千光寺山の尾道らしい
風景が望める。28席あり、壁に絵画作品などを飾
ることができる。「こういう世の中ですから、た
だ食べて休んでもらうだけではなく、話しができ
る和みの空間にしたい。観光客だけではなく、地
元の年配の方にも利用頂ければ」(前田社長)と
話し、「例えば子供達の誕生日パーティーの会場
などにも使って頂けます」と提案している。

公式ページ

転載責任者メモ:誰に宣伝を頼まれたわけではなく、私はここの鯨羊羹のファン。
        普通の羊羹はあまり食べない私ですが、ツルリとした中にツブツブ感も
        ある甘味控えめな鯨羊羹は東京新宿の広島ゆめてらすで見つけたときも
        買ってしまいます。
        ただ羊羹という名前ですが、しっとりして甘味が少ないので日持ちはしま
        せんので賞味期限にはご注意を。表面が乾燥すると美味しくありません。


ニュース・メニューへ戻る