2006年4月25日(火)
「素敵な明日へ。」
 修大4年 小田貴音さん大賞を
  イメージ曲コンテストに5組
おのみちイメージソングコンテスト結果
 みなと祭の新しいイベントとして定着した「お
のみち音楽祭」の第5回「おのみちイメージソン
グコンテスト」には、5組のアマチュア・ミュー
ジシャンが出場、メインステージで自ら作詞・作
曲したオリジナル曲を披露した。
 「明日」をテーマに1月から3月末まで作品を
募集したところ、ソロとグループ合わせて66組の
応募があり、テープによる1次審査を通過した5
組(いずれも県内)が決勝戦にエントリー、みな
と祭協会の役員やミス尾道らが審査にあたった。
 グランプリには、ゆったりとしたピアノのメロ
ディーに尾道の情景を乗せて歌った広島修道大学
人文学部4年、小田貴音さん(23)の「素敵な明
日へ。」が選ぱれた。
 杉原毅・港祭協会常任委員長が表彰(=写真)、
もと「THE東南西北」のメンバー清水伸吾さん
が「いずれのエントリー作品も言葉の中に尾道の
風景が織り込まれ、のぴやかなメロディーが印象
的だった」と総評し、「中でも曲のまとまりと展
開が良く、完成度が高かった。全国区的なスケー
ルの大きさを感じた」とグランプリ作品を称えた。
 「細長い本通りや小路、坂道など他の町にはな
い尾道の雰囲気を表現した」と小田さん。幼少時
にピアノを弾き始め、19歳の時からオリジナル曲
を作り活動、地元可部でのイメージソングコンテ
ストでもグランプリを受賞したという。昨年のお
のみちコンテストには友人のピアノ伴奏で出演し
た。「これからも音楽を続けていきたい」と抱負
を語っていた。
 グランプリ曲は1年間、エフエムおのみちや尾
道ケープルテレビで繰り返し流されたり、市内の
イベントや県内外のPR活動などの時にBGMと
して使われる予定。
 昨年のグランプリを受賞した如水館高校3年生
の女子2人グループ「K@W@」(かわ)も自費
制作のCDをもってゲスト出演。「この1年で大
きく成長しました」と語る2人は、四季をイメー
ジした新しい4曲を歌いあげ、「今年1年は大学
受験に励みたい」と会場を沸かせていた。
 音楽祭は、実行委員会の有志メンバー20人も手
伝って、会場の設営や準備、進行が行われた。
                 [幾野伝]



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