2006年4月18日(火)
尾道市の対岸「生名島」で
 麻生イト 立石観音まつり盛大に
  三秀園の庭池も『例の池』!?
弁財天、麻生イト像、記念酒写真パネル展、池
 尾道水道を挟んで、かって尾道市と向島町があ
ったように、今や尾道市の対岸が尾道水道と同じ
ような幅200メートルぐらいの生名島(愛媛県)
であるという『現実』が余りにも知られていない
のではなかろうか?。
 その生名島で、16日午前10時から尾道出身で
因島で大活躍した麻生イトの生誕130年も記念
した恒例の「立石観音まつり」が行われ、歓迎
(接待)する生名島々民に因島から多くの尾道市
民が参加して賑わった。
 立石観音まつりの会場が、イトがつくった「三
秀園」という庭園で、その中に祀られている弁財
天の祠の前で祭事がおこなわれ、立石観音保存会
(生名島)に村上貢教授、三阪達也さんそれに麻
生イト石像の寄進に関わった宮岡家の遺族(東京
から3人)、「女傑一代」をつくった関係者ら30
人が出席した。
 同地域は「陰陽石」の宝庫として、旧生名村文
化財保護委から指定をうけており、三秀園内の庭
池は、ここでも尾道・橋本邸や瀬戸田・堀内邸
(耕三寺別邸)との繋がりを想起させる「潮の干
満が分かる」池ではないかということが″分かっ
た″。
 会場入口には、昭和の初めから戦後にかけての
尾崎号堂との交流など麻生イトの「人物の大きさ」
を偲ばせる貴重な写真11枚が、因島での展示に
先駆けて展示され、参加者が興味深く見入ってい
た。



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