2006年1月13日(木)
 15日に「山波とんど」行事
  8時に神社で祈願12時開会セレ 
燃える「とんど」
 山波神明祭保存会(寺岡昭治会長)は、尾道市
民俗文化財指定の「山波とんど」行事を15日に
例年どおり盛大に開催することにしている。
 通称・山波とんど。正式には山妓町神明祭。15
日正午から山波小グランドで開会するが、奥の深
い行事である。15日当日は午前8時から山波艮
神社で祈願祭。出席者は当番地区の浜(下)地区
から頭屋の片山修三さん。同じく今免北地区の頭
屋の熊丸博さん。また、山波地区子ども会代表の
坂東彰子さん、神明祭保存会の小川順通代表、艮
神社総代の浜原寛さんらが出席。
 神社でお祓い後、両地区のとんど製作場所に神
官が出向き、とんどの前で祈願。この時は両地区
とも全員集合となっている。祈願後に、とんどの
担ぎ初めを行い、終了後に、とんどを山波小学校
に運搬し、とんどの飾り付けと最終点検。
 11時から昼食休憩。正午から本番の開会セレ
モニー。会場のステージで両頭屋の紹介と挨拶、
来賓の紹介。鏡割りと乾杯。12時30分ごろか
らグランドで担ぎ始める。この担ぎ始めは10分
ぐらい担いでは10分から15分休憩。これを繰り
返し、小学校の児童らも交えて、とんど囃子。
 休憩の合間に来賓の挨拶が順次行われる。約2
時間ほどで担ぎ終わり、点火の準備。プラスチッ
ク製など取り除いて3時にいよいよ点火。餅を焼
いたり、書き初めを焼いたりして、健康祈念や字
が上手になるようお願いする。例年大にぎわい。
ところで、1月に入って尾道市消防局に各地区か
ら「とんど」行事の届け出が相次いでいる。

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