2006年1月12日(木)
 厄除け開運願い矢射る
  新春恒例、百島「お弓神事」 
並んで弓の指導を受ける
 500年以上の歴史がある離島、百島町、百島
八幡神社(二五哲彰宮司)の新春恒例「お弓神事」
が11日午前、境内で開かれた。
 島民や島外の観客、高山博州、吉井清介両県議、
村上俊昭則議長、山中善和、越智征士の3市議も
お参り、厄除けと開運を願いながら矢の行方を見
守っていた。
 神社総代会(多田熊一総代長)主催で福田、本
村、泊の3地区から選ぱれた島民や出身者の男性
15人が袴姿で並び、師範代の旗手孝文さんから基
本的な手ほどきを受け=写真=、本番に臨んだ。
 大太鼓の音を合図に15m離れた「鬼」の的を目
がけて1人20本の矢を放った。的に当たる度に約
200人の参詣者から拍手が送られ、歓声がわき
おこっていた。
 お弓神事は室町時代嘉吉1年(1441年)、嘉
吉の乱で足利軍に敗れた赤松満祐の一族が百島に
流れ着き、追っての襲来に備えて弓の稽古をした
のが始まりと言われ、500年以上の歴史があり、
現在は1年の無病息災、家内安全を祈願する神事
として続けられている。
 〜後略(射手の氏名一覧)〜

場所はこちらの「も」



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