2005年12月16日(金)
来年91歳に
 長年の記録が貴重な資料に
  今年も『尾道乃記録』平櫛資正さん  
原稿を前に平櫛さん
 月日を追って尾道のニュースや出来事を綴る
『中国路乃都市 尾道乃記録2005年版』が平
櫛資正(ひらぐし・よしまさ)さん(90)の手に
よって、今年も制作されている。
 尾道商工会議所の事務局長を退職後、自宅に
「尾道の記録所」を立ち上げ、『尾道乃記録』
(明治・大正・昭和編)を1977年に発行した
のをはじめ、2000年までの毎年、年版の記録
を自主制作、その後体調を崩して休んだものの一
昨年から再開している。
 尾道での主なニュースや出来事、話題を日付け
ごとにピックアップし、簡単な説明書きを添えた
内容で、長年に亘って書き続けられている「記録」
が、市立図書館や県立図書館などで市民の貴重な
資料として活用されている。平櫛さんを頼って、
古い記録について教えて欲しいという問い合わせ
の電話も度々あるという。1989年、尾道ロー
タリークラププレゼント賞を受賞している。
 今年版は1月5日「尾道浜問屋初市」から記載
が始まって、主には山陽日日新聞の記事を参考に、
毎日少しづつメモで書き留めてきたものを、今月
に入ってまとめてA4版の用紙にペンで清書(43
ページ)、この後コピー印刷して30部ほど作る。
 「市から頂いた卒寿の祝いで、毎日のメモに使
う万年筆と、体を支える杖を買いました」と平櫛
さん。編者が選ぶ主なニュースとして、尾道中央
桟橋「おのみち海の駅」登録(3月)▽東映映画
「男たちの大和」尾道ロケ(同)▽新生尾道市誕生
(同)▽おのみち歴史博物館オープン(4月)▽駅前
高層マンション建設阻止(5月)▽ホリエモン旋風
で衆院選6区激戦(9月)▽消防防災センターの新
築落成(10月)などを挙げている。
 新年12日には誕生日を迎え&平櫛さんは「毎日
記録を取り続けることが、何だか生きがいになっ
ています」と話している。     [幾野伝]

1901年〜2000年までの分はまとめて当サイトに
転載させていただいております。お役立て下さい。

20世紀尾道乃記録



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