2005年12月15日(木)
駅前港湾緑地
久し振りに市内にカレー専門店が
 尾道雁木カリーを開店
  アウトドアプランナー、高橋さん  
対岸にクレーンが見える海岸の店
カレーを前に高橋さん
 ラーメンの専門店はあってもカレー専門店がな
いと尾道の知名度を生かした「尾道雁木カリー」
が11日オープンした。
 駅前港湾芝生広場の東側、清水食堂などがテナ
ントとして入っている市の便益施設4戸のうち
「すいご」が商店街に移転、そのあとをうけアウ
トドアプランナー、高橋逸爾さんが開業した=写
真上。
 「尾道にカレー専門店がないことびっくりしま
した」と広島、福山にはカレー専門店はあるが歴
史ある観光都市、尾道に1軒もカレー店がないこ
とに目をつけた。10年以上前、亡き名物料理人・
蔵寿司の井上さんがカレー専門店を出し、話題に
なったことはあった。
 店のすぐ東に雁木があり、人や物、情報、文化
を運んでいた北前船をはじめ船が接岸する最初の
地点は雁木で観光客や市民と出会う接点にしたい
という思いから店の名前に「雁木」を取り入れた。
 料理はアウトドアで創意工夫しながら独特のメ
ニューを作ったり、レストラン経営の実績もあり
腕には自信がある。メニューはその名通りの「尾
道雁木カリー」=写真下=、食べ始めは甘く感じ
るが、後からじんわりと辛味が出てくる子どもか
ら大人まで万人が好む味に仕立てている。辛いの
が好みの人にはガラムマサラの特製スパイスを置
いている。米はかっての尾道港から積み出してい
た天領地、世羅のコシヒカリ。タマネギベースの
ドレッシングをかけて食べるサラダが付いて600円
と手頃。雁木カレーのほかエビカリー(650円)、
エビフライカリー(700円)の3品。
 明治時代、カレーが日本に入ってきた頃、みそ
汁に好んでカレー粉を入れて飲み、味噌とカレー
の相性は良く、近く「みそカレー」を発売する。
出しのベースの昆布などはメイドイン・尾道にこ
だわりたいと材料の調達をおこなっている。
 開店早々、広島からカレー愛好家が訪れ「今ま
でにない味で美味しかった」と賞嘆して帰ったと
いう。
 高橋さんの目標はアウトドアを楽しみながら暮
らすこと。いつかその日を夢見て広島、故郷の呉、
福山、大三島の仲間10人と野遊人倶楽部を結成、
瀬戸内海や山陰海岸でシーカヤックやカヌーを繰
っている。
 アウトドアプランナーとして備北公園のオープ
ンイベントの企画やNHK、RCC、TSSなど
県内テレビのアウトドア番組にレギューラー出演
する人気物。昨年は修学旅行生を受け入れ、しま
なみ体験学習を積ませた。無人島で文明の利器な
しで火を起こしたり、海水から飲み水を作ったり、
サバイバルゲームを指導したりアウトドアの楽し
み方を伝授した。来年もしまなみ大学で修学旅行
生を招き、アウトドア教室を開く。
 尾道雁木カリーは営業は午前11時から午後6時
まで。高橋さんは「店が終わったら貸しきりのパ
ーティーに利用して貰っても結構です。酒は持ち
込みで私がアウトドアで仕込んだダジャレ料理で
応対します」と話していた。

場所はこちら>



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