2005年12月6日(火)
高校生絵のまち尾道四季展
 高校1年中浜千春さん尾道賞に
  「ジャンル広がり、レベルアップ」
審査の様子
 尾道をテーマにした第3回「高校生絵のまち尾
道四季展」の審査が3日、千光寺公園かおり館で
行われ、同夕方、尾道賞15点と秀作10点、入選
130点の合わせて155点の入賞作品が発表さ
れた。日本画はエントリーがゼロだったものの、
油彩画だけでなく、アクリル画、版画、水彩・ク
レヨン画も尾道賞に選ぱれるなど、広いジャンル
の作品が評価されたのが今回の特徴となった。
 全国18都府県の71校から寄せられた447点
(うち県内228点)について、磯田尚男教授を委
員長に尾道大学美術学科の5人の教授陣が審査に
あたり、協議を繰り返しながら入賞作品を決定し
た。
 4校から17点の応募があった地元、尾道市内か
らは高校1年、中浜千晴さんのアクリル画「地元
道」が尾道賞に選ぱれ、つづく秀作には高校2年、
戸野裕子さんの油彩画「海ぞいの問屋」が入った。
他には高校2年、橋本伶弥さんが入選した。
 審査員が1人づつ次のように講評。稲田全示教
授(デザイン)「ジャンルがバラエティに富んでい
た。色々なタイプの絵があり、ファンタジックな
作品も入賞した。写実的なものだけでなく、心の
内面を表現した作品も選ぱれた。『こういう表現
も評価されるなら私も−』と次回以降へ繋がるの
では」▽塩川高敏教授(油絵)「表現の幅が広がっ
てきている。全体の密度が増している」▽奥山民
江教授(油絵)「素直で一所懸命さを感じた」▽吉
原慎介教授(日本画)「確かにバラエティに富んで
いた。次回は日本画にもぜひ挑戦してほしい」
▽磯田教授(デザイン)「若々しさ、元気の良い作
品を選んだ。前回より一段レベルアップし、見ご
たえがあり、気持ちよく審査できた。技術だけで
なく、美術への志が感じられる展覧会になるので
は」と語った。
 地元から尾道賞に輝いた中浜さんの作品につい
ては、「旅で来ただけでは描けない、地元ならで
はの作品。恐らく毎日見ている風景なのでは。思
い切って挑戦したことも評価できる」と、とても
高評だった。
 展覧会は今月23日から2月5日まで、中央街の
絵のまち館とギャラリー都で開かれる。尾道賞受
賞の15人には、春休みにフランスヘの4泊6日の
研修旅行が副賞として贈られる。中浜さん以外の
尾道賞は次の皆さん。
 高校2年、福本真由子「登る」▽3年、安田亜
希子「しあわせのベール」▽3年、伏原晶子「通
り道」▽2年、深田千尋「路地裏」▽1年、中間
雅美「ぽやけた先は」▽1年、朝長拓「新緑の鏡
岩」▽2年、上原千慧「セピアの風」▽3年、勇
博之「遠ざかる日」▽1年、竹内薫「暑い夏の日
に自転車で尾道の坂を行く」▽3年、中塚美希
「漁場への乗り継ぎ」▽2年、岡本奈都美「綱の
ある風景」▽同、日野原小百合「夢の町」▽3年、
岡田法子「お祭りへ行こう」▽3年、高橋里栄
「夜の尾道」。
                 [幾野伝]
学校名は伏せました(転載責任者)

いずれこちらに受賞作が載ると思われます>公式ページ
('05.12中旬現在は1、2回のものが見られます)

絵のまち館の場所はこちらの「え」
ギャラリー都はその斜め向かいです



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