2005年11月3日(木)
調理師会
店紹介や旬のレシピなど、年4回発行
 一般向け情報誌『尾食通信』を
  尾道大生が作成と編集で協力し
表紙

メンバー
 尾道調理師会(島谷康志会長、70人)が新しく、
会員とお客向けの情報紙『尾食通信』を創刊、こ
のほど第1号が出来上がり、各店頭などに置いて
配布している。作成や編集作業などでは、尾道大
学美術学科デザインコースの学生が参加協力した。
 同会では10年ほど前まで、会員向けに広報紙を
作っていた時期はあったが、一般も視野に入れた
ものは今回が初めて。A3判の片面に会の活動報
告、会員の店を紹介する「お店をたずねて」、
「他店舗研究会」と名付けた他都市にある名店・
珍店のリポート、さらに「尾道の元気印」として
食材の製造会社、旬の料理レシピなどを、カラー
写真やイラストレーションとともに掲載していく。
 初回号は9月ごろから担当会員が取材。因島市
土生町の老舗「一色鮮魚店」(会員)、呉市にある
「中華食堂ちりめん亭」、尾道造酢などを紹介、
日本酒についてのコラムなどで構成している。
 協力した学生は金子さん、原口さん、藤井さん
の4年生3人で、何度も会員とデザインや構成な
どで協議、若者らしいアイデアを出しながら制作
していった。『尾食通信』というタイトルも学生
たちが名付けたという。
 1000部作って、それぞれ店頭で無料配布。
「出来れば年4回ぐらい発行して、調理師会の活
動を広く知って頂きたい」と島谷会長。様々な食
に関する情報や質問も受け付けていく(=写真下
は、完成した第1号紙を見ながら話す調理師会の
メンバー)。           〔幾野伝〕



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