2005年10月2日(日)
 早朝の尾道や仏の海景
  船乗り生活39年、瀬山清三展
作品と作者
 39年間の船乗り生活で海景を好んで描く「瀬山
清三個展」が新浜一丁目、画廊喫茶あすなろで開
かれ、訪れた人の目を楽しませている。15日まで。
 大分県佐伯郡のマグロ延縄船の跡取り息子に生
まれた瀬山さん(65)。オーストラリア近海の遠
洋マグロ船に乗り込んだり、内海のタンカー、広
島−別府間のフェリーの船長として40年近い船乗
り生活を送り、58才で陸に上がった。
 絵は大好きで絵描きになろうかと思ったほどで
船での生活の合間、絵筆を執っていた。海が真近
に見える向東町に住居を移し、創作活動に励んで
いる。
 村上選さんに師事、メキメキ腕をあげ、県美展
に2回入選、絵のまち四季展では「歌港の朝」で
小林和作賞など2回入賞5回入選、中央の日本の
海洋画展(海事協会主催)で入選、雑誌に掲載さ
れた。
 展示作品は30点でほとんどが海の風景で歌のフ
ェリー乗り場、桑田渡しに福本渡船など尾道水道
を描いた作品や高知の室戸岬、海外にスケッチ旅
行したプドウの産地で有名なフランス南岸カオー
ル。このほか大山の雪景色、向日葵など静物画も
展示している。
 「海で育ったものですから私が好んで描くのは
桟橋や灯台で特に早朝の萌黄色の海が好きです」
(瀬山さん)と話していた。尾道海技学院の船舶
教員を勤める傍ら、絵筆を走らせている。



ニュース・メニューへ戻る