2005年9月7日(水)
開館12周年
 作品群から彫刻人生を
  圓鍔勝三生誕100周年記念展始まる
展示の様子

展示の様子
 (続報)尾道市御調町出身で文化勲章受章の彫
刻家、圓鍔勝三さん(1905〜2003年)の
生誕100年を記念する特別展「圓鍔勝三その彫
刻人生」が6日、同町高尾の圓鍔記念館(宮迫卓
督館長)で始まり、台風のなか早速、町民らが観
覧に訪れていた。11月27日まで。
 長男で同じく彫刻家の圓鍔元規さん(川崎市)ら
遺族から新たに寄贈された作品を中心に、自ら顧
問をつとめた日展への出品作など、木彫やブロン
ズ、石膏などによる62点を展示。今秋で開館12周
年を迎え、尾道市と合併して初めての特別展とな
る。
 ブロンズとステンレスで出来ている「月の光」
(1977年)=写真右=は東西2人の宗教家が三
日月の光に照らされて教典を広げ、宗教の原点は
1つであると語り合っている姿が表現されており、
作者の平和への願いが感じられる。東京国立近代
美術館にも第9回日展に出品した同型の木彫作品
がある。
 福井市フェニックス・プラザのイベント広場に
ブロンズ作品として置かれている6人の少年少女
の演奏姿を表した「リズムの広場」(1989年)
の元になった樹脂作品(=写真上)も今回初めて
展示。同作品は富山市にある彫刻制作を扱う専門
業者が所管していた物で、傷みが激しかったもの
を、色を塗り直して磨くなど、元規さんらの尽力
でこの度修復した。
 午前9時から午後5時まで、月曜日休館。入館
料は一般400円、学生200円。  [幾野伝]

場所はこちらの「え」



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