2005年9月6日(火)
洋らんセンター10周年記念
 故郷でジャズライブ
  たなかりかと高橋知道が共演
高橋知道カルテットと たなかりか
 向島洋らんセンターオープン10周年を記念して
4日午後7時半からジャズコンサートが開かれ、
400人を超える聴衆で通路にまで人が溢れる盛
況だった。
 クラッシック、オペラ、民謡、合唱、ジャズと
音楽の殿堂として活用されてきた洋らんセンター。
10周年を飾ったのは関西を中心にライプ活動を繰
り広げ、今やジャズ界のホープとして大きな期待
を寄せられている尾道市出身のシンガー、たなか
りかとサックスプレイヤー、高橋知道。アンコー
ルの声が鳴りやまずライブは3時間を超えた。
 第1部が高橋知道カルテットのコンサートでま
るで歌っているような須藤雅彦のギター、迫力満
点で将来を嘱望されている清水勇博のドラム、的
確にリズムを裏ごししていく宮上啓二のベースの
カルテットでチャーリー・パーカーに捧げた高橋
のオリジナル曲「ミスターC・P」やしっとりと
聴かせるブルース、1部を締めくくった「プラザ
ーズ」は息急きつかせぬアドリブの連続で観衆を
酔わせた。
 リーダーの高橋=写真上=はテクニックが一段
と磨かれ、バラードやブルースは大人の風格さえ
漂わせていた。
 第2部はたなかりか=写真下=のライブでベー
スがテクニシャンの尾道市出身の魚谷のぶまさ、
ドラムが華麗で豪快な加納樹麻、ピアノが繊細に
して巧みな宮川真由美を率い、ハスキーで艶のあ
る歌声でバラードやブルースを唄いあげ、紫煙を
ふかしながら、男を待つ「プラックコーヒー」で
は成熟した女心を情感豊かな歌声でつづり、新境
地をみせていた。
 フィナーレは高橋のカルテットとたなかのカル
テットがステージにたち、競演。高橋のテナーサ
ックスに負けじとぱかり、たなかの歌声が響き、
「ルート66」など聴衆も手拍子足拍子とのりにの
り、プレイヤーと観衆が一体となり、ジャズを楽
しんでいた。
 たなかと高橋は大阪のライプスポットで一度共
演、気心は知れており、息もぴったり。「また機
会があったらやりましょう」とお互い呼び掛けて
いた。



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