2005年8月13日(土)
歌手長渕剛の発言力
事前イベントで地元高校生150人を招く
 大和ロケセットを全国に
  三山を背に尾道水道に浮かぶ勇姿を
長渕氏
長渕氏を囲む高校生
 テレビ朝日の「報道ステーション」に生出演し
た歌手長渕剛の来尾で、映画「男たちの大和」の
ロケセットでは11日正午から、地元の高校生ら
150人を招いて、長渕が映画の主題歌を初披露
する「鎮魂歌(レクイエム)in尾道」のイベント
が開かれた。
 映画製作の角川春樹氏のラブコールをうけ、長
渕自身が書き下ろし作詞作曲した主題歌「YAM
ATO」と「CLOSE YOUR EYES
(瞳をとじて)」の2曲。
 CDは24日に全国発売されるが、大和艦上か
ら尾道の高校生の前で熱唱した今回が初披露にな
り、尾道水道と澄み切った夏空に響き渡った。
 長渕は「究極の死を背負っているからこそ、自
由の大切さや生きる喜びが分かる。″悲劇的に書
くなよ″と17、18歳で死んでいった少年たちに言
われているような気がした」と語り、尾道の高校
生を前に「彼らの無垢な瞳が自分の心まで無垢に
してくれたようで、スーッと自然に声が出た。身
体が震え、天にまでこの歌が届いたと思う」と感
慨一入(ひとしお)。
 艦上にぐるり″整列″した高校生と記念撮影を
しながら、一人一人と握手を交わすサービスぶり
だった。
 10月9日から始まる「YAMATO」と銘打っ
た全国ツアーでは「大和魂とは人を愛する優しさ
だ」と教えられたことを胸に刻み「男たちの大和」
の伝道師となるという。
 また、午後11時前から始まった「報道ステー
ション」の生放送では、古舘キャスターとの会話
の中で、同じように少年兵の心を語り、尾道水道
に浮かぶ「大和」から、「CLOSE YOUR 
EYES」を初めてオン工アーした。
 イベントでは、大和乗組員だった八杉康夫さん
(77)と映画に出演した若者がトークショーを行
い、八杉さんが「60年前の日本がどういう国だっ
たのか。それを考えながら、平和の中で生きてい
ることの意味を考えてほしい」と高校生達に訴え、
歌手の般若も書き下ろしの「大和」を歌った。
 なお、長渕の初お披露目はあくまで「報道ステ
ーション」ということで、それ以前の報道(本紙
など夕刊がそれに該当)については協力要請があ
った。
 また、尾道が期待していた「ロケセットの公開」
についてはて一言も言及はなかったが、テレピ報
道を通じて「尾道に大和のロケセットが実在して
いる」事実だけは、全国に大々的に紹介されたこ
とになった。
 13日(土)から16日(火)にかけて、この長渕
効果もあって、どれだけの入場者があるか、関係
者の期待は大きいものがある。

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