2005年8月11日(木)
檸檬の樹で作品展
 絵結んだ友情40年ぶり
  北高10回卒「絵画部」男3人組が
作品を手に3人
高校時代の写真
 絵画で結んだ友情が、40年振りに再会を−。尾
道北高校を1959年春に卒業(10回生)した同
校絵画部員の男性3人組による「それぞれきまま
に・・・3人展」が10日から、向島町小歌島、画
廊喫茶檸檬の樹で始まった。28日まで。
 大阪府の保田知数さん(65)=長江一丁目出身、
兵庫県の宮本茂さん(64)=土堂2丁目出身、そ
して棒様の樹のマスター永井照敏さん(64)の3
人。水墨画(保田さん)、透明水彩画と木版画
(宮本さん)、パステル画(永井さん)と文字通
りそれぞれが近年に取り組んだ作品が展示されて
いる。
 北高絵画部(現在の美術部)には当時、40人ほど
の部員がいたものの、同級生の男子はこの3人だ
けだったことから、特に仲が良かったという。美
術教諭の妹尾正雄さんから手ほどきを受けた。
「朝学校へ行ったら先ず部室をのぞき、弁当も部
室で食べていたほどで、この上なく楽しかった」
と振り返る。
 3人とも小学生の時から絵画コンクールで度々
入賞、保田さんと宮本さんは美協の絵画研究所に
も通っていた。保田さんは服飾のネームデザイナ
ー、宮本さんも印刷関連のデザイナーとして活躍、
60歳で定年退職してから絵画教室に通いながら再
び絵筆を持ち始めた。「仕事をしている間は時間
もなく、絵を描く気分ではなかった」と2人。永
井さんは店の経営の傍ら、50歳の時から再び絵を
始め、自店で発表したり、絵のまち尾道四季展に
挑戦するなど活動を続けてきた。
 今年春頃、宮本さんが3人展を提案、すぐに話
しがまとまったという。「それぞれは連絡し合っ
ていましたが、3人が揃って会うのは40数年ぶり。
絵があったからこそ、またこうして再会できまし
た。作品を人前で発表するのはほとんど初めてで、
何だかドキドキします」と笑顔が絶えない。前日
午後には、絵画部の後輩ら10数人が集まって同窓
会さながらの祝賀会となり、旧交を温めた。
 =写真上はそれぞれの作品を手にした現在の3
人。写真下は高校卒業前の記念写真(いずれも左
から永井さん、保田さん、宮本さん)。

場所はこちらの「れ」



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