2005年8月2日(火)
 年輪重ね、ゆったりと
  尾道生彩会・夏の水彩画展
展示の様子
 尾道生彩会「夏の水彩画展」が新浜一丁目、画
廊喫茶・あすなろで開かれ、訪れた人の目を楽し
ませている。12日まで。
 上石田勲氏を講師に13年前に発足した老人大学
絵画教室を卒業した絵の大好きな人達の集まりで
絵の研鑽に励んだり、スケッチ旅行に出かけてい
る。
 15人が出品。大前弘光さんは向東町の造船所の
使われなくなった船をクローズアップし背後に市
役所や尾道三山を取り入れ、色と構図が見事な
「廃船」、内海タツ江さんは初夏のみずみずしさ
や自然の雰囲気がよく出ている岡山自然保護セン
ターの「湖の風景」。
 川本忠さんは尾崎漁港から尾道大橋をのぞんだ
「尾道水道」で構成力と色彩に富んでいる。山口
恃至さんは清楚で色合いがきれいな初夏の「花」。
 講師の上石田さんは外国製コーヒーポットのフ
ォルムが美しい「壷のある静物」を賛助出品して
いる。
 「ゆったりとのぴやかに描き、それぞれ持ち味
がでています」(上石田講師)と話していた。
 他の出品者は次ぎのみなさん。
 平田文枝、平藤定男、熊谷弘、山根信恵、岸本
加苗、稲田満夫、佐原徳馬、高垣サチコ、村上嘉
人、川尻清、村瀬恵美子。

場所はこちらの「あ」



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