2005年7月20日(水)
復活し11年目の津部田住吉祭り
 船を押し倒し最高潮に
  夜空を染め抜き練り歩く管絃祭
飾った船を背に練り歩く
 復活し11年目を迎え尾道向島地方の夏祭りと
して定着した向島町津部田、五烏(ごからす)神社
の「住吉祭り」が今年も16日夜開かれ、3隻の管
絃船が「ワッショイ わっしょい」と勇壮に練り
歩き、大小300個を超える提灯が夜空を染め上
げた。
 津部田伝統保存会(半田守正会長)主催で夜の
帳がおりた午後7時、津部田コミュニティ広場で
亀森八幡神社、吉原孝典宮司が管絃船の安全巡幸
を祈願。
 半田会長が挨拶、来賓の佐藤公治代議士、高山
博州県議らがお祝いの言葉。このあと勢いよく鏡
割りし、参加者や見物人に酒が振る舞われた。
 大提灯、ほうずき提灯約100個を飾りつけた
200kgにおよぶ管絃船が夜空を赤々と染めなが
ら「ワッショイ わっしょい」と掛け声勇ましく
約300m先の五烏神社まで練り歩いた。
 男、女、子どもの3隻の管絃船を奉納、余興と
して船上から餅、菓子がまかれた。
 神社特設ステージでは小中高大学生が練習して
きた鉦、太鼓、笛による「戻り太鼓」の熱気あふ
れる演奏に大きな拍手がおくられていた、
 戻り太鼓にあおられ、管絃船が再び担がれ、勢
いづくまま走り、止まっては左右に大きく揺らし
船上のほうずき提灯が地面に着くほど押し倒すと
「キャア」と黄色い声があがり、祭りは最高潮に
達していた。
 住吉祭りは約300年前の江戸時代初期、海運
隆盛を祈願して始められた。当時、津部田地区は
天然の良港で管絃船は安芸の宮島の管絃祭りのよ
うに海に浮かべ巡幸していた。



ニュース・メニューへ戻る