2005年7月6日(水)
亀森八幡神社
 夏越し祭で無病息災を
  結婚の思い出にと茅の輪くぐり
茅の輪をくぐる夫婦
 結婚式の思い出に古式ゆかしい伝統行事「夏越
(なご)し祭〜茅の輪くぐり」を体験しようと式
を終えたばかりの夫婦が向島町名郷丸、亀森八幡
神社(吉原典孝宮司)の粋な計らいで茅の輪をく
ぐった。
 3日午前、亀森神社で神前結婚した仙台市の男
性(29)と向島町の女性(29)が境内に設置され
ている直径1・75m、太さ15cmの茅の輪をくぐり
無病息災を願った。
 夫の信也さんは昨年、青年海外協力隊の一員と
して赴任していたミクロネシア連邦ヤップ島から
帰国。結婚後、この7月に千恵美さんと一緒にロ
ンドン大学政治経済大学院に留学する。2人は中
央大学で知り合い、交際を続けてきた。
 信也さんは「海外に滞在するうちに日本文化を
大切にしたいと思う気持ちが芽生えました。海外
留学前に茅の輪くぐりが出来、光栄です」と感激
の面持ち。一方、千恵美さんは「丁度、雨も小降
りになり、良かったです。朱の傘が衣装と神社に
映えて、とても綺麗でした」。千恵美さんの両親
も亀森神社で結婚式を挙げ、二重の喜ぴだと語っ
ていた。
 夏越し祭は先月30日におこなわれ、氏子らが厄
介払いをした。左、右、左と「8」の字を描くよ
うに3回くぐり、今年1月から6月までのけがれ
を祓い、7月から12月まで残り半分を元気に暮ら
せるように無病息災を祈願した。
 茅の輪くぐりは須佐之男命からカヤの腰輪を受
け取った家が繁栄したという神話に基づき、10
00年以前から伝わる神事で夏の暑さに負けない
よう願いが込められている。
 亀森八幡神社では戦前は毎年、茅の輪神事を執
り行なっていたが戦後は一時中断、10年前から復
活している。



ニュース・メニューへ戻る