2005年5月1日(日)
次はいよいよ「橋本家」
 展示・保管する場所がやっと出来た!
 『尾道の宝物』の数々を
   商港尾道豪商ゆかり・発祥の地に
おのみち歴史博物館
 橋本家など尾道の豪商たちゆかりの銀行の建物
を活用して、尾道の繁栄の歴史遺産(本物)を顕彰・
展示するための「おのみち歴史博物館」が29日、
オープンした。

 本紙新年号以来、既報の通りだが、エントラン
スホールの正面が、尾道市重要文化財「紙本著色
尾道絵屏風」(安永3年=1774、浄土寺蔵)の美
術陶板。
 4.29〜6.12まで「オープン記念展」で、エント
ランスホールに「尾道遺跡出土文化財」を展示し
ている。
 もみじ銀行尾道支店地下から出土した中国製の
茶入、天目茶碗、青磁皿などが11点。旧さんぱス
トアー(太陽館)地下から出土した土師質土器など
が40点。
 尾道旧市街地の地下に眠る「尾道遺跡」は草戸
千軒遺跡と並ぶ遺跡としての価値があり、「尾道
学」の原点の1つでもある。
 1階展示室は順路順に「尾道大鍛冶屋」(坂井
家)資料。紙本著色・8曲1隻の「瀬戸内海海路
図屏風」(江戸時代)など一級品の資料が、「容
れもの」が出来たことで福山の県立博物館から古
里尾道に里帰りしたことが何よりも特筆される。
 宮原節庵の五言絶句「打出巨船錨」(軸)、宮
原節庵の肖像写真(明治18年、日本で1枚)、
浦上春琴「玉堂冨貴図」(軸)、八田古秀「松鶴
図」(軸)に、坂井善三郎の明治16年「第六十
六銀行貯蓄金通帳」や「大鍛冶屋」印など貴重な
品々が展示してある。
 天野家資料は詳報ずみ。伝高橋由一の「天野半
次郎貞篤七十二歳の像」など9点。河東碧梧桐の
墨書「人間本来平等」の軸がひときわ目を引く。
 銀行発祥の地にちなむ展示としては▽株式会社
六十六銀行定款」(M43・7)▽六十六銀行1円
紙幣▽株式会社尾道銀行「第六十六期営業報告書」
(S3・7)▽尾道銀行「小口当座預金通帳」
(S2・4)▽日注雑記(M・4)=広島県最初
の新聞などがある。
 天野安治コレクションの「尾道の郵便の歴史」
では、書状・葉書・切手など46点を展示してい
る。
 入船裕二氏寄贈による尾道市民俗文化財「平田
玉蘊ゆかりの品々」がやっと陽の目をみた。古鏡
8面、図巻1巻、頼山陽漢詩1幅が″床の間″に
掛けられている。
 他に玉薇の「富士図」(軸)と小林和作の「祥花
端禽図」(額)が特別出品されている。
 展示室内に、昔の広島銀行の金庫がそのまま保
存(展示)されており、展示品ではないが、他の資
料に優るとも劣らない光彩を放ち、入館者を驚か
せている。
 火曜日が定休。入館料大人200円。中学生以
下無料。南隣りの「おのみち映画資料館」(500
円)チケットで入館できる。

場所はこちらの「お」

10時から18時開館 火曜休館



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