2005年4月27日(水) 映画『男たちの大和』 緊張の中 空砲鳴り水しぶきが ロケセット1カットずつ入念に撮影続く |
||
戦後60年を記念する東映映画『男たちの大和/ YAMATO』の撮影が、尾道水道沿いの日立造 船工場跡地に建てられたロケセットなどで続けら れている(=写真)。 戦艦大和の砲台や機関銃、デッキなどが実物大 で忠実に再現されたセット(130m)を舞台に、 主演の反町隆史さん、中村獅童さんはじめ俳優陣、 水兵役のエキストラなど約100人が出演。スタ ッフも総勢100人を超えており、撮影カメラマ ンは大林宣彦監督と数多くのCM作品をはじめ、 尾道映画『転校生』や『さぴしんぽう』などを手 掛けた阪本善尚さん。地元尾道からは大谷治さん (尾道制作担当)、吉田多美重さん(方言指導) ら多くの人が裏方で参加している。 現場では佐藤純彌監督の「よーい、スタート」 という元気な掛け声が響き、1カットづつ入念に 撮影されている。戦闘シーンでは空砲が鳴り響き、 しぶき用の水が打ち上げられるなど、緊張のなか で激しい場面が繰り広げられている。 艦首部分(60m)のロケセットの建造も行われて おり、連休明けには完成。撮影は5月末までロケ セットで、その後6月末まで京都撮影所で続けら れる。劇場公開は12月の予定。 |