2005年4月19日(火)
 伝統行事 包丁式や茶筅供養を
  浄土寺の「春観音大法会」賑わう
包丁式など
 東久保町、国宝の寺真言宗浄土寺(小林海暢住
職)で16日と17日、恒例の春観音大法会が開かれ、
両日とも春らしい穏やかな天気に恵まれ、境内は
多くの信者や観光客で賑わった。
 本尊の十一面観世音菩薩の徳を称え、17日は国
宝本堂で般若心経万巻経祈願会が営まれ、つづい
て大草流による伝統の庖丁式が山名修二・大草流
元宗家、和田到師範(尾道調理師会因島支部長)の
後見人らが見守るなか奉納された。「浄土の蓮華」
と題し、本尊の前に据えられた大きなまな板の上
で、狩衣に身を固めた天草流保存会尾道支部の調
理師6人が伝統の所作を披露していき、最後に蓮
の花に見立てた供物に直接手を触れず、刀主の貞
安初治支部長が見事な技で締め括った(=写真
右)。
 貞安さんは「緊張しましたが、先輩の名を汚さ
ないためにも、気を引き締めてのぞみました」と
話していた。
 境内では速水流と三葵亭賣茶流による観音茶会
が開かれ、茶筅供養会では、露滴庵前の庭園で傷
んだ茶筅に感謝とさらなる精進の気持ちを込めて、
焼いて供養した(=写真左)。
 午後からは華やかな稚児行列、柴灯大護摩修行
が行われ、年間最大の行事は終わった。



ニュース・メニューへ戻る