2005年3月26日(土)
市の天然記念物に
地元有志、原田町「梶下同志会」が繁殖した竹を
伐採
 今年の見頃は4月初旬
  250年におよぶ大木の江戸彼岸桜
竹の伐採
 桜の名所に−と樹齢250年にもおよぶ原田町
梶山田梶下金光地区の江戸彼岸桜がピンクの蕾を
付けはじめた20日、地元の町おこしグループ「梶
下同志会」(江木雅之会長ら33人)が桜の周囲に
繁殖した竹の伐採作業に励んだ。
 淡竹(はちく)という竹藪のなかに根回り3.5
m、目通り幹囲2.2m、樹高25m以上の最も大き
な江戸彼岸桜をはじめ大小約30本が本郷川に向
いた北斜面に自生している。近年、竹林の繁殖、
成長が著しく、昨年から梶下同志会が竹の伐採に
取り組んでいる。
 会員30人が出て、鋸やチェソーで10m四方の竹
を切り、伐採した竹は地元で竹炭製造している農
家に運んだ。
 穏やかな里山風景が残る同地区の江戸彼岸桜は
春の千光寺公園を彩る染井吉野の母種で染井吉野
より1週間早く、その名の通り3月の彼岸頃に咲
き始める。今年は寒波の影響で例年よりずれ込み
4月上旬になるという。実が沢山つくので小鳥が
集まり、種を運んで自生する。咲きぞめは薄紅色
の美しい花をつけて、ここ数年、アマチュアカメ
ラマンが風に舞う花びらのシャッターチャンスを
伺う光景がよく見かけられる。
 市内では珍しい江戸彼岸桜を市民や観光客に広
く知ってもらおうと清水金二さん(前緑化推進委
員長)や金野光賀さん(陶芸家・文化財保護委員
で現緑化推進委員長)が中心になり、市の保護樹
か天然記念物に指定してもらうよう近く、文化財
保護委員会に陳情を予定している。
 「江戸彼岸桜の保存と市民的認知は故板原正美
さんから遺言として聴いていました。環境整備に
地元の有志も立上がり、盛り上がりが出てきまし
た。今後、苗木を植えたり、桜茶会を催したり、
色々、知恵を出し合い、PRしていきたい」(金
野光賀さん)と話していた。
 江戸彼岸桜は原田小でも30本以上植えられてい
る。
 30〜40代を中心にした梶下同志会は江戸彼岸桜
の保存普及のほか盆踊り、地元ハ幡神社秋祭り、
御輿まわしなど担う、元気な町おこしグループ。
 来月10日前後が見頃になる江戸彼岸桜は松永の
本郷温泉沿いの県道を北進、尾道市境近くの西側
に採石場があり、採石場に道をとり、左側の本郷
川の南の竹藪の中に見られる。



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