2005年2月16日(水)
大林監督《理由》
 招待上映 独ベルリン映画祭へ
  広島ではサロンシネマで3月に
ポスター大林ご夫妻
 大林宣彦監督の最新作で、現在全国ロードショ
ー公開されている映画《理由》が、世界4大映画
祭のひとつ、ドイツの「ベルリン国際映画祭」で
17日と18日、招待上映されることになり、監
督とプロデューサーの恭子夫人(=写真)、山崎
輝道さんらは16日、現地に向け出発する。
 今回は賞を競う「コンペティション部門」とは
別の「パノラマ部門」に招かれるもので、初日は
プレス向けの試写と記者会見、舞台あいさつして
公式上映される。2日目も劇場を替えて2回目の
公式上映、インタビュー収録などが行われる予定。
監督によると、パノラマ部門は「世界の今の状況
が見えてくる映画作品を集めて上映する」もので、
日本を代表する1本として参加することになる。
 監督と恭子さんにとってベルリン国際映画祭は、
1998年劇場公開の《SADA》以来で、この
時は国際批評家連盟賞を受賞している。
 《理由》は全国のユナイテッド・シネマチェー
ンで公開され好評だったため、さらに全国の単館
劇場にも上映が波及している。中国地方では岡山
のシネマ・クレール丸の内で3月12日から▽山口
周南市のテアトル徳山で同19日から▽広島のサ
ロンシネマ(中区大手町、tel 082−241−1781)
で春休み期間の同26日からそれぞれ公開上映さ
れる。



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