2005年1月22日(土)
今年も「とんど」模型を
 地元山波の高田昭詮さん
とんど模型と高田さん
 「古里の伝統行事を何かの形で残したい」と尾
道市民俗文化財指定の「山波神明とんど」の模型
作品を作り続けている高田昭詮さん(75)が20
日午後、寺岡昭治・市文化財保護委員長(山波民
俗行事保存会長)と市教育会館の平谷祐宏教育長
を訪ね、先日盛大に開催したとんど祭りの模型を
教育委員会に寄贈した(=写真)。
 祭り本番で練られる、実物のとんど制作にも長
年携わっている高田さんは、しまなみ海道の開通
をきっかけに、1999年から毎年その年に因ん
だ飾りを付けた模型を制作し、祭りの後に贈り届
けているもので、今年で7基目となった。
 かつて備後の名産だったい草、竹などを使って、
実物の10分の1、高さ1mの大きさで形作り、酉
年に合わせて景気の長い回復を祈っての「尾長鳥」
や五穀豊穣を願っての「米俵」が飾り付けられて
いる。11月から材料を集め始め、正月4日から
制作に取り掛かって、祭りの前日15日に仕上げ
た。
 「十二支が揃うまであと5年は頑張ります」と
高田さん。来客の多い教育長室に、昨年寄贈の模
型を展示している平谷教育長は「とんどに見守っ
てもらっている気がします。新しい1年の始まり
に心機一転、尾道の教育が上昇、前進するよう取
り組んでいきたい」と礼を述べていた。
 市教委では、昨年まで寄贈してもらった模型を、
4月末に開館する「おのみち歴史博物館」に保管、
展示する予定。



ニュース・メニューへ戻る