山陽日日新聞ロゴ 2004年12月8日(水)
向島常夜灯めぐりVI
 彦ノ上の箱石明神や西金寺
見学中のメンバー
 向島歩こう会(藤田久登会長)は5日、「向島常
夜灯めぐりパートVI」を行い64人が参加、9・8km
を散策した。
 名郷丸、岡組、3丁目の兼吉地区には3基の常夜
灯があり向島1の繁華街の昔を偲んだ。
 彦ノ上3区には箱石明神があり、その昔、石切場
として最上稲荷の石鳥居が積み出され、水場では船
に水を売る商売も成り立ち、○○給水組と銅板プレ
ートをつけた家が今でも見受けられた。
 三石荒神の境内には宝匯印塔、芸薄通誌には木曽
義仲の3男義重の塔と書かれた玉輪塔などの前に高
さ2・2mもある石憧を含め17基の墓石や供養塔が
あり、またすぐ隣の小祠には板碑や地蔵尊など所狭
しと39基が建ててあった。
 新尾道大橋真下には高さ28mもある石塔婆がひっ
そりと立っていた。桑田渡し前には台石に八潮鳴と
彫られた常夜灯があり、これは以前、天女浜から移
転したもので塩田から移転したことを物語っていた。
 西金寺では西側の丘にある墓地で和泉式部の墓=
写真=といわれる古色蒼然たる五輪塔があり、1000
年前の情熱歌人と向島の関係、謎の多い晩年の歌人
に想いを巡らせていた。
 兼吉、今井さんは「私は初回から今回の6回まで
すべての常夜灯めぐりに参加しました。常夜灯だけ
でなく向島の今昔の知識を知って満足しています」
と話していた。

向島=むかいしま



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