山陽日日新聞ロゴ 2004年11月17日(水)
「油絵」と「陶器」と妙味
  瀬山清三・服部全四郎展開く
作品の前に立つ2人
 新浜一丁目、画廊喫茶あすなろで「瀬山清三油
彩画展」&「服部全四郎作陶展」が開かれ、訪れ
た人の目を楽しませている。30日まで。
 尾道海技学院教員、瀬山清三さん(64)は画歴
35年。尾道美術協会会員。村上選さんらに師事、
県美展に98年、02年と入選。第9回絵のまち四季
展で「歌港の朝」で小林和作奨励賞、10回目は
「海隅」で丸善製薬奨励賞、04年日本の海洋正展
に「朝の渡り」を出品し雑誌に掲載された。いず
れも尾道水道を描いている。
 展示作品は20点で、前記の油絵「歌港の朝」な
ど入賞作品のほか10月、南フランスにスケッチ旅
行した「カルカソンヌ古城」など水彩画も並べら
れている。
 「絵が好きで描いてきました」と話していた。
 一方、服部全四郎さん(46)は京都市生まれで
現在は奥さんの実家、出雲市に在住。マサヤ靴下
専門店の木曽一徳氏は遠縁にあたる。
 京都の藤平陶芸、島根の出西窯に入窯、89年独
立し出雲で窯を築き作陶に打ち込み、94年から6
回も松江の田部美術館茶の湯の造形展に入選、00
年日本伝統工芸展に「組み皿」で初入選。
 展示作品は大小あわせて約70点。
 「黒陶花器」は恵風窯で焼きしめ、釉薬を使わ
ず、取っ手と三角の幾何学模様が作品を際立たせ
ている。
 陶器に模様を刻んではめこむ象嵌の手法で鳥が
たわむれている「宴」の彩色飾り皿、赤土が窯変
して何とも言えない味わいのある一輪挿しなど見
る人の目を楽しませている。
 「象嵌や窯変をたのしんでいただけれぱと思い
ます」と話していた。
 〔写真は左が瀬山さん、右が服部さん〕。
場所はこちらの「あ」



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