山陽日日新聞ロゴ 2004年11月5日(金)
『癒しの空間』として
5日、6日の両夜。1万2千個のボンボリ
 尾道三山 寺社の参道を灯りで
  旧市内3小や町内会、檀家も協力し
駅前や西國寺ぼんぼり
 10月1日から「おのみち秋まつり」で、駅前広場
を美しく照らし出している灯りのアートが、クライ
マックスの5日(金)と6日(土)の2晩、尾道三山の
7か寺の参道・境内を舞台に「灯りまつり」として
実施される。1万2000個のボンポリが尾道らしい
「癒しの空間」を演出してくれる。
 5日、6日とも午後5時半の日没から8時半ごろ
までの3時間。場所は、すでに週末ごとに実施して
いる駅前緑地帯(4000個、写真上)に加え、しまな
み交流館前が1000個。
 さらに、持光寺は国道上の石段を両側から400個。
天寧寺は三重塔下と石段で700個。千光寺は469
段の石段の中央5列と両側に2100個。大山寺は天神
さんの石段や参道に900個。西国寺は桜のトンネ
ルの石段から金堂前の境内まで、参道からぴっしり
の1400個で面でも演出。浄土寺は石段に足利氏
の「二つ引両」の紋を浮かび上がらせる。海龍寺は
「龍」を思わせるような配置を考えている。ともに
400個。
 このほか、れんが坂(交流館前も)がローソクの
みで500個。西国寺参道に続くハッピー久保も
100個のボンポリを用意している。
 ボンポリは市内3小から、児童たちがそれぞれの
思いや願いを絵描いたものを1154個。スポンサ
ー付きの奉納ぼんぼりが398個。それに無地を加
えて合計が1万1900個にもなった。
 土堂小が持光寺と千光寺。長江小が天寧寺と大山
寺。久保小が西国寺、浄土寺、海龍寺をそれぞれ担
当。来年からは多くの小学校へ協力を呼ぴかけるこ
とにしている。
 また、ハッピー久保をはじめ、西国寺・浄土寺・
海龍寺・大山寺では地元町内会や檀家などの多くの
ボランティア協力が得られた。このほか、観光協会、
会議所、青年会議所、ユネスコ協会、尾道市が責任
分担でそれぞれ協力している。
 両夜、尾道水道側の市内や向島から三山を望むと、
ライトアップされた寺への参道が、龍を思わせるよ
うなポンポリ、ローソクの灯りの帯によってぼんや
りと美しく映し出される光景が見られることになる。
 かつて、信仰の道であり、暮らしの道でもあった
寺社の参道が『癒しの空間』として、千年の歳月を
越えて美しく甦ることになる。



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