山陽日日新聞ロゴ 2004年10月29日(金)
テゴー座公演
市民劇団。回を重ねて9回目に
 横山美智子「遠花火」を
  芙美子、玉蘊、李風、角左衛門翁に続き
横山美智子
 市民劇団尾道テゴー座の演劇公演が今秋、早い
もので早や8回目を迎える。しまなみ交流館が出
来て後の平成11年10月以来、尾道ゆかりの人々を
演劇によって発掘、顕彰してきたが、今年の演し
物は「緑の地平線」の作家横山美智子を題材にし
た「遠花火 一瞬燃ゆるおもひあり」〜横山美智
子その愛〜。
 テゴー座によると、横山美智子は明治28年、
現在の久保一丁目常称寺山門近くの尼寺小路で生
まれた。本名は黒田カメヨ。
 明治41年、尾道女子高等小(現久保小)を卒
業。2年後、文学を志して上京、大正6年に童話
作家横山寿篤と結婚。8年に少年少女雑誌「金の
船」を創刊。10年、雑誌「母と文学」を発行。
 代表作は、今もカラオケで唱われている「緑の
地平線」や「級の光」など。
 「遠花火」の公演は、11月26日(金)が午後
7時開演。翌27日(土)が午後4時半の開演。
 1、2階席が2300円、前売り2000円。
3階席が1300円(1000円)、学生は全席
共通で800円(700円)。
 チケット取り扱いは市観光文化課(0848-25-7366)
▽テアトロシェルネ観光情報コーナー(0848-25-
4078)▽てごう座(0848-46-3552)。
 あらすじ
 尾道の廻船問屋の1人娘として生まれ、17歳
で作家を目指し上京、結婚、三人の娘に恵まれ
「ほんものを見る心の目、心の耳、ほんものの命
に触れる素直な魂を与えてください」と娘達の成
長を願った。
 ある日、「金の船」の雑誌を出版していた夫の
キンノツノ社が倒産する、そして、朝日新聞懸賞
小説に応募、「緑の地平線」が見事当選、通俗的
少女小説作家から一夜にして光が当たり始めた美
智子はこの当選を悲しいと思うのである。
 −−全ての世の女性のために役立っているので
あろうか−
文学の神に献身したいと願い、子ども達の内面を
伸ぱすことによって、共に成長するという道を選
んだ生き方こそ横山美智子であり、原点は尾道に
あったのである。
 スタッフ
 脚本森和子、演出吉田和生、演出助手末竹文、
舞台監督平元成宜、佐原隆広、大道具小道具江良
宗登、中村防人、岩崎望、音響永井真介、ポスタ
ー西川真理子、プロデュース田島美鈴。
 キャスト
 森和子(横山美智子)▽宮沢ちさ恵(こども時
代)▽佐原隆広(横山寿篤)▽岡本明子(長女)
▽高橋祥子(二女)▽宮沢ちさ恵(三女)▽魚谷
有子(美智子の母)▽遠藤進(父)▽福元登喜子
(与謝野晶子)▽出野和弘(野口雨情)▽森修次
(本居長世)▽安保忠士(にいのべ徹夫)▽渡辺
初音(女)▽三阪善子(女)▽永池豪志(新聞売
り)▽山城弘士(電報配達人)▽千田道(車夫)
▽佐原楓(靴磨き)。
 童謡歌唱で久保小の4年生児童も出演する。
 これまでの公演歴
 11.10.9「ふみこ」▽12.11.11「木筆花〜平田
玉蘊の物語」▽13.9.29「花の命〜放浪のひと林
芙美子」▽14.11.16「春雨ぢゃ濡れて往かう〜行
友李風物語」▽15.5.18「雁木物語」▽15.12.5、
6「あぱれ花・芙美子」▽16.4.25「雁木物語」。

横山美智子の足跡を訪ねて
 11月27日尾道発のポイント観光も

 今年は横山美智子の小説「緑の地平線」が世に
出て70年目。この上演に合わせて「尾道発 横山
美智子ポイント観光」を、11月27日(土)に観劇も
含めて実施する。
 3パターンがあり(1)9:30駅出発▽(2)10:
30駅出発(観劇料、昼食付き4000円)。(3)
13・30駅出発(2000円、昼食なし)。途中参
加あり。
 浄土寺〜久保小(石碑)〜常称寺(墓)〜今川
玉香園茶補の蔵〜東山(昼食)〜映画資料館(緑
の地平線スチール写真ほか)〜レトロバス(行き
も)でしまなみ交流館のコース。
 申し込みはNPO法人尾道てごう座(0848-46-
3552)。

尾道てごう座公式ページ



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