山陽日日新聞ロゴ 2004年10月19日(火)
坂道のアトリエ
1年間で人の輪広がる
 新たに土堂小路の小店が協力を
部屋でのメンバー
 「芸術家の発表の場として、そこに集まる人が
語って、お互い力が出し合える空間を−」と昨年
10月、東土堂町の光明寺近くにある古い民家を利
用したアトリエ「ドラゴン」がオープンして1年
が過ぎた。村上博郁さん(30)と学生時代からの
友人、松本健司さん(28)の若者2人が協力して
立ち上げたアトリエ。新たな仲間も加わり、その
輪は徐々にではあるものの確実に広がってきてい
る。
 3年ほど空き家になっていた千光寺山中腹の築
約50年の木造2階建ての民家を、少し手入れし
ただけのアトリエは、週末だけの開館で、1年目
は秋と春に1回ずつ企画展を開き、常設展やフリ
ーマーケットなども開催。企画展では写真や絵画、
造形、音楽などの分野で、地元や東京、大阪、海
外で活動するアーティストたちが作品を発表した。
 企画展の1回目は2人の知り合いなどに声を掛
けた範囲で、25人の大半が県外の作家、2回目
は出品40人のうち半数が地元の作家に。さらに
今年の企画展「しあわせのルール」では32人が
出品しているが、3分の2が尾道周辺の作家とい
う、地元にも知られる空間に変わってきた。
 「1年やってみて、人の広がりが感じられるよ
うになりました」と村上さん。今年春の企画展で、
自らの陶器作品を出品してきた土堂一丁目、ショ
ップ「HOOLA」の新川恵さん(21)と意気投
合。作品に興味がある人がもっと立ち寄り易くし
たいと、火曜と水曜の定休以外、毎日開いている
新川さんの店を積極的に活用、アトリエのアンテ
ナショップとしてここでも作品を紹介していくこ
とになった(=写真)。
 さらに浦崎町で「素木間カフェ」を営む松岡季
絵さんも加わり、お互い知恵と力を出し合いなが
ら、構想の輪が広がっている。
 新川さんは「日本の優れたものをヨーロッパな
どに紹介したい」と古い着物を京都などから取り
寄せ、海外に販路を開拓中。さらに土堂の子供た
ちが描いた絵も町に溢れるような企画も考えてい
るという。
 村上さんは「この1年で知り合った作家は百人
にもなり、この作家たちによる教室をお寺などで
開いて、さらに活動の輪を広げていければ」とこ
れから展望を力強く語っている。
チャイとホットドッグと着物の店ho'olaについて
詳しくはblogに。
場所は土堂1-9-14とのことなので
このあたり>



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