2004年10月16日(土) 絵のまち四季展 地元尾道から挑戦を! 11月末受付け 町のあちこちで写生の姿 |
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2年に1度、ビエンナーレ方式で1983年にス タートして21年目、第11回目となる「絵のまち 尾道四季展」の募集が11月末にせまり、秋の訪れ とともに出品をめざす描き手が尾道を訪れ、週末を 中心に旧市街地で絵筆を走らせる姿が多く見られる。 テーマは尾道と尾道周辺の風景、風俗、祭り、行 事などで、その特徴を取り入れたもので、高校生を 除く満18歳以上が出品資格。規格は15号から20号 の油彩画、日本画。1人3点以内で、1点に付き出 品料4千円が必要。 受付けは千光寺公園かおり館で、直接搬入が11月 26日から28日、宅配搬入は26日のみ。 12月下旬に審査し、入選作品約5百点の中から 尾道賞グランプリの1点(賞金2百万円)を頂点に、 金賞1点(百万円)、銀賞2点(80万円)、銅賞 3点(50万円)、秀作40点などを選び、発表す る。審査員は大歳克衛氏(尾道大教授)▽清原啓一 氏(日本芸術院会員)▽島田康寛氏(京都国立近代 美術館学芸課長)▽平松礼二氏(多摩美術大教授) ▽安井収蔵氏(酒田市美術館長)の5人。 表彰式に続いて、展覧会は来年2月26日〜3月 13日まで。入賞・秀作作品は市立美術館、入選作 品は市内商店街などに飾られる。 前回は日本画79点を含む912点がエントリー しており、過去10回の出品数累計は8561点、 今回で9千点を超える見込み。第4回目からは、出 品点数が前回比で増減を繰り返しており、このパタ ーンでいくと今回は前回比マイナスということにな るが、どうなるか? 地元尾道からは第8回展以降、出品点数は54点 →73点→75点、出品者数も45人→56人→ 59人と少しずつ増えてきており、今回も尾道美術 協会などの取り組みが期待されている。 |