山陽日日新聞ロゴ 2004年10月5日(火)
白を基調に
整経機、織機を導入し"尾道の新名所"に
 尾大生が資料室作りに
  工房おのみち帆布が仮店舗で営業
開店準備の様子
 帆布の商品開発を手掛け、年商2000万円を
超えるまでに業績を伸ばしているNPO法人工房
おのみち帆布(木織雅子理事長)は手狭なセンタ
ー街の店舗から中央街、尾道郵便局東隣、広いリ
ビンズ藤井跡地に引っ越し、先月27日から仮営業。
11月3日の本格的オープンに向け、尾道大学生に
よる「帆布資料室」が整備されている。
 新店舗は鉄筋2階建て延べ約500平方m。1
階が260平方m、2階が240平方mと旧店舗
の15倍。
 1階は東半分が店舗と工房。体験型ワークショ
ップ=写真上=。製作用のミシンは旧店舗では2
台だったのを市民や観光客に帆布製作を体験して
もらおうと4台に増やしている。
 西半分が帆布資料室。尾道大学美術学科、小野
環助手と造形作家、新里かおりさんが青写真を描
き、3日から美術学科学生10人が室内の改造作業
に従事していた=写真上。
 資料館は白が基調。床は建築現場の抜き板を敷
き詰め、白のペンキを塗っていっていた=写真下
=。
 床が完成すると向東町、尾道帆布から製経器、
1トンもの重さの織機や小物、昔の道具などを借
り展示、帆布の製造過程を写真パネルで紹介、帆
布の年譜など展示していく。
 「11月3日のオープンまでに資料室を完成。親
しまれる施設にしたい」(小野助手)。
 美術学科、塩川高敏教授も夫人同伴で学生の作
業の進み具合を見に来ていた。
 木織理事長は「尾道の伝統産業の帆布を守り、
育てていく拠点施設にしたい」と話していた。
 仮店舗に引っ越ししてから、旧店舗に比べ客足
が4〜5倍増え、順調な滑り出しとなっている。



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