山陽日日新聞ロゴ 2004年10月5日(火)
日本初
造船所のクレーンライトアップで
 グッドデザイン賞受賞
  寂しい産業遺構としないアイデアが
尾道水道に映えるライトアップ
 尾道市は4日、Gマークで高名なグッドデザイ
ン賞に「日立造船向島西工場クレーンのライトア
ップ」が受賞、選定されたと発表した。
 今年度のグッドデザイン賞「建築・環境デザイ
ン部門」で、10月1日の発表。受賞対象名は「日
立造船向島西工場 巨大クレーンライトアップ」。
受賞者は尾道市の亀田良一市長と(有)ラフィーネ
の岩崎庸夫代表取締役。
 選考委員の1人である千葉大の助教授が尾道を
訪問した際、ライトアップの美しさに魅了され、
審査員として推薦。この推薦を受けて8月の二次
審査に申請していた。
 受賞理由は「操業を停止した造船所を寂しい産
業遺構とすることなく、ライトアップの手法で市
民に親しみのもてる施設として活用している」と
いうもの。
 10月26日に東京で受賞式があるが、尾道市の出
席は予定されていない。
 「別項掲載」の通りGマークは範囲が広く、今
年度だけで1200件が受賞しているが、行政レベル
での受賞により価値がある。
 10月1か月間だけは受賞の「Gマーク」を無料
で使用できるが、その後の使用については1か月
30万円の費用が掛かるという。
 今回の受賞で、次の通り「市長コメント」を出
している。
 『デザイン分野で歴史と権威ある「グッドデザ
イン賞」を受賞したことを非常に喜ばしく思って
ています。尾道の夜を演出する新しい観光資源と
して、より一層PRを進めてまいります。
 尾道市民と共に歩んできた造船所が操業を停止
し、寂しい思いをしていましたが、尾道の風景に
溶け込んだクレーンに新たな命を吹き込むライト
アップで、尾道水道の借景として活用し、産業遺
構として大事に守って行きたいと思います。』。



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