山陽日日新聞ロゴ 2004年9月12日(日)
池田明子さんら編
「広島県の不思議事典」
 竹下や憲吉ら 入船裕二、藤井良次さんら執筆
表紙は原爆ドーム
「広島県の不思議事典」という、なんとも読む気に
させられる本がこのほど、新人物往来社から上梓さ
れた(本体3000円)。
 編者は松井輝昭鈴峯女子短大教授(県立文書館主
任研究員)と池田明子・尾道市文化財保護委員(頼
山陽記念文化財団評議員、ひろぎん経済研究所理事)
の2人で、「頼山陽と平田玉蘊」の著書で知られる
池田さんは尾道ゆかりの人として広く認知されてい
る。
 歴史編・考古遺跡編・人物編・宗教編・文学編・
地理編・民俗編・産業編・自然編に分かれ、それぞ
れ各分野の第1人者や専門家が執筆している。
 当地関係を目次で拾ってみると、「向島の公文を
使ったという為替とは何か」、「尾道沖にあった
『海関』とは?」、「歌人中村憲吉が過ごした尾道
の日々」、「尾道浄土寺の定証起請文に手印が押さ
れたわけ」、「豪商橋本竹下の素顔は?」など非常
に興味深い。
 そのほか「近藤勇を部下にした広島藩浪士とは」
など、好奇心をくすぐる作品群になっている。
 入船裕二氏は「私が竹下や憲吉、藤井良次さんも
書いています」と推薦の辞。236ページ。



ニュース・メニューへ戻る