山陽日日新聞ロゴ 2004年8月19日(木)
とやまみーや尾道展
 空想的な「さかな」や尾道風景
展示の様子
 新浜一丁目、画廊喫茶・あすなろで「とやまみ−
や尾道展」が聞かれている。31日まで。22、28、29
日は休業。
 あすなろ常連の画家、田中幸一氏とともに昨年、
同店を訪れた、とやまさんが尾道で個展を開きたい
という希望で実現。
 東京都八王子市にアトリエを構える、とやまさん。
和光大学芸術学部中退、新世紀多摩支部入選、多摩
うるおい美術展入選、TAMAデ・アート01入選な
ど入賞入選を重ね、新宿、仙台などで個展を開いて
きた。
 展示作品は油彩、アクリル画30点。
 「ジャンルとして空想画として捉えられがちです
が、完全具象の世界から、その時のテーマに沿いパ
ズルのように画面構成している。空想の世界だから、
きちんとした世界観をもたせるために日々のデッサ
ンと観察は怠らないようにしています」。
 ひときわ人目を引く「さかな」は男性ヌードのデ
ッサン会のモデルに独自のコスチュームを着せたも
ので人間の美しさ、哀しさ、こっけいさを表現して
いる。
 千光寺山から望んだ尾道水道の風景画「涼風」、
飼っているイグアナを描写した「イヴアナの帽子」
など展示されている。
場所はこちらの「お店」「あ」



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