山陽日日新聞ロゴ 2004年8月8日(日)
CANCION
9日からケーブルTVで放映
 大林監督の尾道最新作《嘘つき。》
並んで腰掛けて笑顔で話す監督、CANCIONの2人、千茱萸さん
 (続報)売り出し中の新人男性デュオ「CAN
CION」(カンシオン)のセカンド・シングル
CD『嘘つき』が4日、発売開始され、合わせて
映画作家、大林宣彦監督(66)が尾道でロケした
カンシオン主演の短編映画もインターネット上で
公開が始まった。『嘘つき』を原作に監督が青春
ショート・ストーリーを創作脚本、古里尾道では
6年ぶりに手掛けた作品で、《嘘つき。THE 
MOVIE》(約14分)。今回、瀬戸内の夕景
をバックに、監督が作品に込めた思いとメッセー
ジを尾道市民に向けて語り、ムービーとともに尾
道ケーブルテレビで9日から放映されることにな
った。30分番組。
 「カンシオン」は古谷智志(23)と繁本穣(22)
の2人のユニットで、東京・池袋の路上ライブで
人気が出て、ライブハウスでの活動から今年4月
にメジャーデピュー。大林監督にプロモーション
ビデオの制作を依頼し尾道ロケが実現、6月に撮
影した。
 監督は「青春は、傷つき易い。生きることは、
ほとんど恢復への強い意志だ。ひとりは寂しく、
ふたりは悲しいが、だからこそ、生れた歌からは、
眞の悦びが予感される。凛たれ!CANCION
は、いま、青春の極みだ」とこれからの羽ぱたき
に期待を寄せている。
 尾道ケープルテレビの番組「大林監督尾道ロケ
カンシオン」の放映は9日午後1時半▽10日午後
9時半▽11日午前8時半と午後7時半から。そ
の後16日〜22日にも放映する(時間帯は未定)
ことになっている。
 15秒のコマーシャルはすでに流されている。

若年層に「尾道の魅力」伝える
     CD発売イベント東京で
 CDの発売当日には、東京・恵比寿で大林監督
がゲスト出演して記念イベントが開かれ、カンシ
オンによるライブとムービー上映が行われた。1
回公演の予定だったが応募者が5千人を超えたた
め、急きょ2回公演にするほどの関心を呼び、2
人の人気急上昇の勢いを示した。
 イベントは大林千茱萸さんが司会。作品上映に
つづいて新曲の披露があり、監督は「ぽくは2人
に恋してしまった」と語り出した。「尾道で映画
デビューした女優さん達はみんな、ロケ中によく
食べたが、この2人もすごい食べっぷりだった。
今度は海の見える尾道の駅前の広場で唄いたいと
言います。あそこには、すぐそぱに立派なホール
があるのに、彼ららしいです」とエピソードを紹
介した。
 カンシオンの2人は「尾道での想い出は多すぎ
る。あの風景は『ジプリ』の世界。綺麗すぎない
綺麗さ」と尾道の印象を語り、最後に監督は「こ
れからも絶妙なコンビで表現してください。表現
することが仲間を増やす。そして自分を大切に。
ぽくも長生きして映画づくりを頑張ります」と結
んだ(=写真)。
 会場は10代、20代のカンシオンファンで埋ま
り、ある意味で25年前の尾道映画《転校生》の
時と同じく、若年層に対する尾道のアピールにも
なったといえる。

映像公開中の公式ページ(2004.8月現在)



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