山陽日日新聞ロゴ 2004年6月10日(木)
「花とJAZZな夜」
  たなかりか、パワフルに熱唱
ステージの様子
 ″花とJAZZな夜″−。「TOKU&DAVID 
KIKOSKYトリオ」ライブが4日夜、向島町江奥、
向島洋らんセンターで開かれ、約300人の聴衆がソウ
ルフルなジャズを堪能した。
 メンバーはホンダ・オデッセイのCMソングのアレンジ
を担当したヴオーカルとフリューゲルホーンのTOKU。
ピアノがジャズの本場、ニューヨークで最も注目されて
いるDAVID KIKOSKY。ドラムがニューヨー
ク帰りの小山太郎、ペースが全国にファンを持つ杉本智
和。
 魂を揺さぶるソウルフルなリズムセッションで「ラビ
リング・ユー」をはじめJAZZのスタンタードナンバ
ーを演奏。
 5月に「 On Green Dolphin Street」でCDデビュー
した、ゲストのヴオーカルのたなかりかがTOKUと競
演、「キップオプライフ」は2人の息の合ったヴオーカ
ルが聴衆を魅了していた。
 尾道出身のたなかはオリジナル曲を次々に披露、低音
をきかせたパワフルな歌声が花に包まれた会場に響きわ
たっていた。
 ライブは乗りにのり、90分の公演が150分にもおよ
び、演奏者と若者、中年の観衆が一体となり、ジャズを
たのしんでいた。

転載責任者メモ:たなかりかさんのアルバムはオルガン(ハモンド系)と
        ジャズギターとドラムスという、なかなか渋いバック。
        ジャズの名曲を大胆にアレンジしていて渋さと若さの
        交錯が面白いCDでした。まだ「うまさ」より「若さ」が
        勝っているような部分もありますが、ジャズはアーチストが
        育っていくのが、聴いている側の楽しみでもあります。
        ライブが「何曲だから何分」で終わらないところが本物の
        ジャズらしさで良いですね。無論長ければ良いわけではない
        ですが、「乗れば長くなる」のは、本人達がいかに音楽を
        楽しんでいるかの証し。「ジャズっぽいポップス」と
        「ジャズ」は表面は似ていますがやはり違います。


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