山陽日日新聞ロゴ 2004年6月5日(土)
資料館で
 年別にポスター紹介を
  懐かし昭和40年日本映画41作品
ポスターの展示された壁
 市役所前の「おのみち映画資料館」は、映画全盛期の余
韻がまだ残っていた昭和40年(1965年)をテーマに、
所蔵する映画ポスターを一堂に展示している。
 資料館ではこれまでに、開館時に寄贈された約1万5千
枚あるポスターを全てデータベース化しており、時代劇や
青春映画、俳優別、年代別などのテーマで、徐々に紹介し
てきている。
 今回は、テレビの登場で大衆の娯楽が変わりつつありな
がらもまだ、映画が庶民の身近にあった60年代の半ば、
昭和40年に公開された作品だけに焦点を当て、41点を初
めて展示した。
 懐かしい市川雷蔵主演の『眠狂四郎魔性剣』、加山雄三
の『エレキの若大将』、勝新太郎の『座頭市二段斬り』、
シリーズ化した森繁久弥の『喜劇駅前金融』、岡本喜八監
督作品『血と砂』など人気作、名作のポスターが掲げられ
ている(=写真)。
 今後もポスターの多い1950年代から70年あたりま
でのものを、年ごとに紹介していく予定。
 今年度で5年目になる映画資料館は、3万0666人(01年
度)、3万0610人(02年度)、3万0042人(03年度)と3
年連続で3万人をキープ。今年度はゴールデンウィークに
入館者が多かったことから、今のところ増加傾向にあると
いう。
 開館時間は午前10時から午後6時まで。火曜日が休み。
一般5百円、中学生以下は無料。
場所はこちらの「主な施設」「お」



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